セッション

検索結果は7件です。

当院における消化管生理機能検査の現状と課題
広田 将司(大阪大・消化器外科)
【背景】消化管機能性疾患は,pHモニタリング,インピーダンス,高解像度マノメトリー等の専門的な検査モダリティを必要とし,疾患の中には診断に難渋するものもある.一方,これらの検査を包括的に行って当分野を専門に扱う施設は我が国にはまだ少なく,その妥当性も不明である.【目的】当院における消化管機能検査の現状と課題を明らかにする.【方法】(1)2000年~2012年,当科で行った消化管機能検査件数の年次推...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

GERD患者における睡眠障害の合併率とその特徴についての検討
朴 成華(大阪市立大大学院・消化器内科学)
【目的】海外では, GERDと睡眠障害の関連について以前よりいくつかの報告がなされているが, 本邦での報告は少ない. 今回, 我々は日本人GERD患者における睡眠障害の合併率とその特徴について検討を行った. 【方法】2012年6月から2013年1月に当院外来を受診したGERD患者72名, control患者(大腸ポリペクトミー後など)81名を対象に自己記入式質問票を配布し, 睡眠に関してはピッツバ...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

GERDにおけるアクティグラフを用いたエソメプラゾールの睡眠改善効果についての検討
平本 慶子(大阪市立大・消化器内科)
【目的】GERD患者では睡眠障害を合併することが多く,PPIによる睡眠障害の改善効果は報告されているが,いずれも主観的評価の改善であり,客観的評価の改善の報告はない.アクティグラフは腕時計型の超小型加速度センサーで,最大連続約3週間,睡眠時間,覚醒回数などを客観的な値として自動測定できる装置である.今回,GERD患者に対して,エソメプラゾール投与による睡眠の主観的・客観的改善及び消化器症状,QOL...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

「胸のつかえ感」に対する食道運動機能検査の有用性
川口 真平(済生会中津病院・消化器内科)
【目的】内視鏡検査で原因が確認されない「胸のつかえ感」は日常臨床でよく遭遇する症状である.近年,食道内圧検査に36個のセンサーを有するhigh resolution manometry(HRM)が臨床に応用され,食道運動機能性疾患が注目されてきている.また,HRMによる新たな食道運動機能異常の分類が提唱されている(シカゴ分類).そこで我々は器質的異常を認めない「胸のつかえ感」を有する患者に対して...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

プロトンポンプ阻害薬(PPI)を服用中の逆流性食道炎(GERD)患者の治療実態と背景因子の検討
乾山 光子(東邦大医療センター大森病院・消化器内科)
【目的】GERD患者に対するPPIの治療実態と患者背景因子を明らかにする.【方法】本調査は2011年7月~2011年10月に当施設および関連施設で実施した.過去にGERDと診断され,ラベプラゾール,オメプラゾール,ランソプラゾールのいずれかのPPIを4週間以上服用中で同意を得た患者を対象にFスケール問診票(FSSG)によるアンケート調査,ならびに身長,体重,腹囲,飲酒歴,喫煙歴,併用薬,H. py...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

逆流性食道炎患者におけるエソメプラゾール投与後の満足度検討
松浦 瑞惠(横浜市立大・消化器内科)
【目的】逆流性食道炎(RE)の治療においてはプロトンポンプ阻害薬(PPI)を使用しても症状が残存する患者の存在が指摘されている.今回,既存のPPIを投与しているにもかかわらずGERD症状を有しているRE患者を対象にエソメプラゾール(EPZ)へ投与変更し,患者の満足を確認することを目的とした.【方法】20歳以上で過去にREと診断され,既存のPPIを投与されているにもかかわらず,GERD症状がある患者...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)

日本語版GerdQ問診票を用いた逆流性食道炎に対するプロトンポンプ阻害薬治療の満足度実態調査およびエソメプラゾール切り替えによる症状改善効果の検討
徳永 健吾(杏林大・3内科)
【目的】逆流性食道炎に対するPPIの有効性は高いとされているが,症状消失率は内視鏡的治癒率よりも低く,PPI治療に対する満足度は低いことが近年報告されている.そこで本研究では,GerdQ問診票によりPPI治療の満足度を調査した.またPPI内服中で,症状が残存している症例に対してエソメプラゾール(EPZ)切り替えによる症状改善効果を検討した.【方法】当科外来を受診した患者のうち,PPI服薬中の逆流性...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性2)