セッション

検索結果は6件です。

食道癌治療におけるFDG-PET検査の意義と位置づけ
猪瀬 崇徳(群馬大大学院・病態総合外科学)
【目的】我々は食道癌診療において広くFDG-PET検査を活用してきた。食道癌治療におけるFDG-PET検査の意義について検討を行ったので報告する。【対象と方法】(1)従来の画像診断と比較したPET検査の貢献度として、1999年以降に当科で診療を行った食道癌149例(手術101例、非手術48例)に対しCT検査に加えPET検査により診断精度を高めるかを検討した。(2)術前無治療で、食道切除術を施行した...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2

食道扁平上皮癌に対する術前診断および術前治療に対するPET/CTの有用性と予後
藤原 由規(近畿大奈良病院・消化器外科)
近年、組織代謝に基づいた生理学的情報を画像化することが可能なPET/CT検査が種々の悪性腫瘍に対して普及し、その診断能が向上しつつある。今回は、食道癌の術前StagingにおけるPET/CTの有用性および術前治療効果判定およびその予後に関するPET/CTの有用性について検討した。(対象および方法)2010年までに経験した食道癌手術症例46例(術前治療群24例、手術単独群22例)につき18F-FDG...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2

食道癌のリンパ節転移診断におけるPET‐CT検査の有用性の検討
山本 富美子(名古屋大大学院・消化器内科学)
【背景と目的】食道癌において正確なリンパ節転移診断をすることは、最適な治療を選択する上で極めて重要である。今回、食道癌リンパ節転移診断におけるPET-CT検査(以下PET)の有用性について検討を行った。【対象と方法】2009年1月から2010年12月までの間に、PETを施行した後に外科手術を行った25症例26病変を対象とした。CTや手術後の病理診断と対比して、術前PETによるリンパ節転移診断の有用...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2

治療後繊維化を伴う遺残・再発表在食道がんに対する内視鏡的粘膜切除術症例の検討
西崎 朗(兵庫県立がんセンター・消化器内科)
(目的)治療後繊維化を伴う表在食道癌症例に対する内視鏡的粘膜切除術(ER;EMRとESDを含む)の効果と安全性につき予後を含め検討した。(対象)放射線治療後11例、術後ないしER後瘢痕6例計17例。M:F=16:1。ER時年齢50-85歳(中央値63歳)病期はすべてI期、なおRT例はRT時病期 I:II:III:IV=7:2:1:1、RT前推定深達度m1-m2:m3-sm1:sm2-3:mp-=1...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2

非切除進行食道癌症例おける開腹胃瘻造設術の意義
松山 仁(八尾市立病院・外科)
【目的】非切除進行食道癌では化学療法、化学放射線療法などで治療されることが多いが、食道狭窄に伴う通過障害から生じる低栄養状態がしばしば問題となる。栄養状態の不良は治療成績にも影響を及ぼす因子であり、治療早期段階で胃瘻を造設することにより、栄養状態を維持しながら癌治療を継続することが可能になると考えられる。癌性狭窄によるPEG施行困難症例では開腹手術により胃瘻造設を行っている。今回われわれは、開腹胃...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2

喉頭摘出術を回避した多発食道癌および重複食道癌への治療戦略
松谷 毅(日本医大多摩永山病院・外科)
【はじめに】喉頭摘出術は.もとの声が全く失われる(失声)状態となるため患者の身体的および精神的負担が大きい.近年,進行食道癌に対する根治的化学放射線療法(CRT)は良好な奏効率を示し,従来では喉頭摘出術を必要としていた症例に対し,手術療法とともに化学療法,化学放射線療法を集学的に治療しようという戦略が考えられる.【症例1】48歳,女性.主訴は嚥下時不快感.上部消化管内視鏡検査で,食道入口部,胸部上...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患2