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肝発癌に対する非環式レチノイドとアンギオテンシンII受容体阻害薬の併用効果と作用機序の検討
相原 洋祐(奈良県立医大・消化器・内分泌代謝内科)
【目的】肝発癌過程に血管新生は必須であり,我々はこれまでに非環式レチノイド (ACR)とアンギオテンシンII受容体阻害薬 (ARB) が血管新生を阻害し,併用することでラット肝発癌を著明に抑制することを報告してきた.ACRの効果は様々な作用機序から検討されており,アポトーシス誘導によるclonal deletionについても多くの報告がなされている.今回,我々は血管新生への影響とともに重要なアポト...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌3

初発肝細胞癌の臨床的特徴
雨宮 史武(市立甲府病院・消化器内科)
【目的】当院では2011年10月より消化器内科診療を再開した.再開後当科へ入院した初発肝細胞癌の臨床的特徴について検討した.【方法】2011年10月1日から2012年12月31日までに当科に入院した初発肝細胞癌(HCC)45例を対象とした.これらをHBs抗原単独陽性(HBV群)4例(8.9%),HCV抗体単独陽性(HCV群)24例(53.3%),HBs抗原およびHCV抗体陰性(NBNC群)17例(...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌3

飲酒量別の肝癌の臨床的特徴―非B非Cとウイルス性との比較―
多田 俊史(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】飲酒量別の肝癌の臨床的特徴を非B非Cとウイルス性に分け明らかにする.【方法】1990年から2012年の間に肝細胞癌と診断された1877例を飲酒量と背景肝別に比較・検討をした.【成績】1)非B非C(253例)とウイルス性(1624例)別に,飲酒量(なし/常習/大酒)は140/38/75と1176/310/138,年齢は79.6と66.3歳,性別(男/女)は196/57と1152/471,Ch...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌3

アルコール性肝障害/非アルコール性脂肪肝炎を背景とした肝細胞癌の臨床像
木岡 清英(大阪市立総合医療センター・肝臓内科)
【目的】アルコール性肝障害を背景とした肝細胞癌(HCC)と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を背景としたHCCの臨床的特徴を検討した.【方法】1994年から2011年までに当院で初回治療を行ったHCC:1635例を対象とした.このうちHBs抗原とHCV抗体が陰性の非B非C-HCC(n=269)をアルコール多飲の有無で2群に分け,その背景因子を比較した.さらに肝切除で背景肝が確認できたNASH(n=...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌3

アルコール性肝障害,非アルコール性脂肪性肝炎関連肝癌の臨床的特徴と予後に関する検討
本田 浩一(大分大・消化器内科)
(目的)近年,非ウィルス性肝疾患からの発癌が増加傾向である.NBNC肝癌の原因の大半はアルコール性肝障害(ALD)であり, その次に多いのが非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である.今回,ALD, NASH肝癌の臨床的特徴,予後について検討するため,当院及び関連施設において治療を行なった症例にいて解析した.(方法)1992年から2012年6月まで加療を行った原発性肝細胞癌1480例のうちALD,...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌3