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検索結果は4件です。

肝硬変例に対するPSE・脾臓摘出術による血小板増加および肝機能改善効果に関する検討
糸山 明莉(熊本大大学院・消化器外科学)
【はじめに】肝硬変に伴う脾機能亢進症に対して部分的脾塞栓術(PSE)や脾臓摘除術(Spx)が行われ,主効果の血小板数増加だけでなく副次的な肝機能改善効果も示唆されている.今回PSE, Spxの血小板増加および肝機能改善効果に関する臨床的有用性および予測因子と合併症等の差異について検討した.【方法】PSEを行った83例(1999年~2009年)と,Spx(2008年~11年)を行った33例が対象.P...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症2

分割PSEの安全性と有用性の検討
宮澤 祥一(日本大・消化器肝臓内科)
【緒言】PSEは脾機能亢進による血小板低下例や静脈瘤の改善に有効な手段として定着し,摘脾術に比べ門脈血栓症の発生が低いため最近増えている.また副反応としての高度熱発,腹痛や重篤な合併症としての脾膿瘍やDIC,肝不全などの問題点があるため,近年分割したPSEを行う施設が増加している.【目的】当施設で施行したPSE症例を単回例および分割例に分けて,副反応,合併症,および治療効果について検討したので報告...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症2

Partial Splenic Embolization(PSE)の長期予後の検討
宮田 英治(北里大東病院・消化器内科)
【目的】PSEを施行した肝硬変症例の長期予後を明らかにすること.【方法】1990年7月から2012年1月の期間に当院にてPSEを施行された113例を対象とし,予後ならびに予後因子について検討を行った.さらに追加治療としてインターフェロン(IFN)が導入された症例についての持続ウイルス陰性化(SVR)率を検討した.平均年齢58.4±10.1歳,性別(男/女):68/ 45,HBsAg陽性15例,HC...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症2

当院で過去5年間に部分的脾動脈塞栓術を施行した症例の検討
小川 智(神戸市立医療センター中央市民病院・消化器内科)
【目的】脾機能亢進症による血小板減少のためIFNや化学療法を導入できない症例に対して血小板数増加目的に部分的脾動脈塞栓術(PSE)は施行される. 今回, 当院でPSEを施行した症例の背景や経過からその特徴と問題点を検討した.
【方法】2008年から2012年の5年間に当院でPSEを施行した17症例(のべ18件)の施行目的,治療効果,合併症を検討した.
【成績】男11例女6例,年齢平均値...

第55回日本消化器病学会大会肝循環・門脈圧亢進症2