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検索結果は5件です。

自己免疫性肝炎(AIH)とAIH-PBC Overlap症候群における臨床的特徴の検討
八幡 晋輔(兵庫県立加古川医療センター・消化器内科)
【目的】AIH-PBC Overlap症候群(以下Overlap症候群)の疾患概念は曖昧で診断基準も確定していない.Overlap症候群の臨床的特徴を明らかにすべく,AIHとOverlap症候群とを比較検討した.【方法】厚労省のPBC診断基準およびIAIHGのAIH国際診断基準(1999年,但しAMA陽性・胆管病変の減点項目は除外)のいずれも満たした症例をOverlap症候群と定義した.2004年...

第55回日本消化器病学会大会自己免疫性肝疾患1

PBC-AIH overlap syndromeにおける合併症の頻度
渡邊 幸信(日本大・消化器肝臓内科)
【目的】自己免疫性肝炎(AIH)と原発性胆汁性肝硬変(PBC)は,肝を標的とする自己免疫性疾患であるが,中にはAIHとPBCの病態が同時性または異時性に共存する病態が存在する.これらの病態はPBC-AIH overlap,もしくは肝炎型PBCと捉えられているが,その臨床的特徴は不明な点が多く,診断基準さえ定まっていないのが現状である.今回我々はPBC-AIH overlap syndromeと考え...

第55回日本消化器病学会大会自己免疫性肝疾患1

PBC-AIH overlap症候群の臨床病理学的特徴
太田 肇(国立金沢医療センター・消化器科)
【目的】原発性胆汁性肝硬変(PBC)-自己免疫性肝炎(AIH) overlap症候群(OLS)の疾患概念や診断基準はいまだ確定していない.今回,OLSの臨床病理学的特徴について検討した.【対象と方法】肝生検にてPBCとAIHの病像を同時に認めた症例をOLSと定義した.同じく肝生検にて診断したPBCを比較対象として検討した.病理組織学的分類は中沼分類を用い,また両群の各種自己抗体の陽性率,合併症につ...

第55回日本消化器病学会大会自己免疫性肝疾患1

原発性胆汁性肝硬変,自己免疫性肝炎,オーバーラップ症候群におけるIgG,IgM免疫染色の検討
菊池 真大(東海大東京病院・消化器肝臓センター)
【目的】原発性胆汁性肝硬変(PBC),自己免疫性肝炎(AIH) は小葉内胆管と肝細胞という標的部位の異なる自己免疫機序が関与するが,その中には2つの病態を重複して呈する症例が存在し,オーバーラップ症候群(OS)と呼ばれている.しかし,OSの診断基準は確立されたものはなく,AIH(International Autoimmune Hepatitis Group(IAHG)のスコアリングシステムやSi...

第55回日本消化器病学会大会自己免疫性肝疾患1

自己免疫性肝炎におけるIgG4の臨床的意義
荒瀬 吉孝(東海大・消化器内科)
【目的】IgG4関連疾患に共通して認められる病理学的特徴としてIgG4陽性形質細胞浸潤がある.近年,自己免疫性肝炎(AIH)の中にIgG4陽性の形質細胞浸潤が多数認められる症例が報告され,IgG4関連AIHの疾患概念が提唱されている.今回,当院のAIH症例におけるIgG4の臨床的意義について検討した.【方法】AIHスコアリングがprobable以上で組織学的にAIHと診断された54例(年齢中央値6...

第55回日本消化器病学会大会自己免疫性肝疾患1