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検索結果は4件です。

当院における高齢者C型慢性肝疾患患者の生活習慣病と肝硬変・肝細胞癌に寄与する因子の検討
永瀬 寿彦(市立吹田市民病院・内科)
(目的)近年,我が国では高齢化社会,生活習慣病の増加が問題になっており,C型慢性肝疾患患者でも同様である.日常診療においてC型慢性肝疾患患者の診断治療を行う上で高齢者の臨床的特徴を理解することは重要と思われる.そこで,今回我々は当院における高齢者C型慢性肝疾患患者の生活習慣病合併とその肝硬変・肝細胞癌に寄与する因子を検討した.(対象)対象は当院に通院中のC 型慢性肝疾患 228 例(男性/女性=1...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-その他

HIV/HCV重複感染者の治療経験
新垣 伸吾(琉球大附属病院・1内科)
【目的】近年本邦におけるHIV感染者は増加傾向を示しており,感染経路から考えて性交渉や薬物乱用などでHIVと同時に感染したC型慢性肝炎患者を診察する機会も増える可能性がある.HIVに対するAnti-retroviral therapy(以下ART)の導入に伴いHIV感染症は長期にわたり制御可能な時代になってきた.AIDS関連死亡が減少し,相対的にHCV関連死が増加しており,HCVに対する抗ウイルス...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-その他

三剤併用療法における薬剤師外来の有用性の検討
四十物 由香(日立製作所日立総合病院・薬務局)
C型慢性肝炎治療はテラプレビルを含む三剤併用療法の登場で短期間で高い有効率が得られるようになった.しかし,併用禁忌薬の多さ,重篤な皮疹や貧血,高尿酸血症,食欲不振などの副作用対策,減量や休薬基準が複雑であるなど導入する際のハードルも高い.【目的】三剤併用療法導入前に肝臓専門医,皮膚科専門医,看護師,薬剤師がチームを結成し安全で確実な三剤併用療法導入及び運用のための服薬モニタリングレポートを作成,薬...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-その他

C型慢性肝炎に対するPeginterferon/Ribavirin/Telaprevir 3剤併用療法患者の持参服用薬剤を対象とした薬物相互作用の実態調査
鈴木 光幸(済生会新潟第二病院・薬剤部)
【目的】Telaprevir(TVR)は,主としてCYP3A4で代謝され,CYP3A4/5阻害作用を有する.併用試験の結果から様々な薬剤が併用禁忌に指定されているため薬物治療を行う上で薬物相互作用の把握は必須となっている.そこで,当院TVR 導入患者に関して持参した併用薬剤についてTVR のCYP3A4/5阻害作用による薬物相互作用の実態を調査し,さらに現在展開している病棟薬剤業務について考察した...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-その他