セッション

検索結果は4件です。

治療抵抗性HCVにおけるIRES領域の遺伝子変異と既知効果予測因子との関連
緒方 啓(久留米大・消化器内科)
【目的】Internal Ribosome Entry Site (IRES)は,HCVの複製において重要な部位である.我々はIRESの変異とペグインターフェロン・リバビリン(PEG-RBV)併用療法の治療感受性との関連を報告し(Archives of Virology153;1575-9,;2008, AASLD 2010),さらにIRES領域の中でも119番目の塩基がAである例が治療抵抗性とな...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-基礎1

次世代シークエンサーを用いたNS5A阻害剤耐性変異の検討
三浦 美香(山梨大附属病院・消化器内科(1内科))
【目的】C型肝炎ウイルス(HCV)に対する治療としてNS5A阻害剤が開発され,その顕著な効果が明らかになりつつある.本研究ではNS5A阻害剤未投与症例における耐性変異プロフィールを明らかにすることを目的としてdeep sequenceによる解析を行った.【方法】107症例(Genotype 1b;未治療57症例,PEG-RBV無効50例)について,NS5A領域のdeep sequenceによる耐性...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-基礎1

次世代シークエンサーを用いた発癌群と非発癌群におけるHCV coreアミノ酸変異の経時的変化
飯尾 悦子(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学, 名古屋市立大大学院・ウイルス学)
【目的】近年,C型肝炎ウイルス(HCV)core70変異の蓄積と肝発癌との関連が指摘されている.今回我々は次世代シークエンサー(NGS)を用いて,HCV患者のcore70変異を,発癌群と非発癌群で経時的変化を解析し,従来のDirect sequencing(DS)法と比較検討した.【対象・方法】C型肝炎住民コホート研究HCV-1b 20名(観察期間中の発癌群,非発癌群各10名)を対象とし,core...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-基礎1

亜鉛付加によるプロテアーゼ阻害薬及びポリメラーゼ阻害薬のC型肝炎ウイルス増殖抑制効果の解析
田村 彰教(日本大・消化器肝臓内科)
【目的】微量元素である亜鉛は,C型肝炎ウイルス(HCV)増殖に対してHCVの非構造蛋白であるNS3が亜鉛含有酵素であることや,亜鉛が抗酸化作用を有するメタロチオネインの発現を増強している(第99回消化器病学会総会)ことからも抑制効果を有していると考えられる.今回我々は,亜鉛付加によるプロテアーゼ阻害薬及びポリメラーゼ阻害薬のHCV増殖抑制効果の解析をおこなった.【方法】ヒト肝癌細胞株Huh-7細胞...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-基礎1