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脾腫を伴う血小板低値のC型慢性肝炎に対するPSE先行3剤併用療法の検討
厚川 正則(日本医大千葉北総病院・消化器内科)
【目的】1型高ウィルス量のC型慢性肝炎に対するSOCはPEG-IFN/ribavirin/Telaprevir 3剤併用療法である. PEG-IFN/ribavirin療法では血小板低値例に対しPSE先行治療が施行されたがSVR率の向上は十分ではない. 今回我々は血小板低値のC型慢性肝炎にPSEを先行し3剤併用療法を導入した症例について検討した. 【方法】脾腫を伴う血小板数10万/μl以下の1型高...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療12

肝線維化進行C型肝炎症例に対する部分的脾動脈塞栓術(Partial Splenic Embolization:PSE)後抗ウイルス療法とその限界
谷木 信仁(慶應義塾大病院・消化器内科)
【背景と目的】Telaprevir(TPV)をはじめとするDAAsの登場により,C型肝炎治療はSVR率の飛躍的な向上を認めているが,高齢者や肝機能低下例ではそれら薬剤による副作用の発現が危惧される.今後,第二世代プロテアーゼ阻害薬が使用可能になれば副作用はかなり軽減されるが,時間的余裕がない患者,すなわち肝線維化進行例に対する方法としてPSEに着目した.【対象と方法】当院にてPSEを施行した21例...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療12

血小板減少を伴うC型慢性肝炎に対するPSE・脾臓摘出術後のPEG-IFNα-2b+リバビリン併用療法
筒井 朱美(徳島市民病院・内科)
【背景】肝臓の線維化が進み,血小板数や白血球数が減少した患者においては通常投与量でのPEG-IFN+リバビリン(RBV)併用療法の導入が困難な場合が多い.このようなC型慢性肝炎における脾機能亢進症に対して,部分的脾動脈塞栓術(PSE:partial splenic embolization)や脾臓摘出術(脾摘)の有用性が報告されている.今回我々は多施設共同研究において,血小板減少を伴うC型慢性肝炎...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療12

C型肝変における脾摘後インターフェロン治療の長期成績
稲垣 悠二(三重大大学院・消化器内科学)
【目的】血小板減少を伴うC型肝硬変ではウイルス排除を目的としたインターフェロン(以下IFN)投与や肝細胞癌の治療が制限される症例が少なくない.一方で脾摘を行うことで血小板数が改善しIFN投与や肝細胞癌の治療が可能になり,更に肝予備能が改善したとの報告がなされている.今回,我々は高度の血小板減少を伴うC型肝硬変における脾摘後IFN療法の長期にわたる有用性について検討した.【方法】対象は2005年1月...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療12

アルブミン3.5g/dl以下肝硬変に対するインターフェロン療法
梶原 英二(製鉄記念八幡病院・肝臓内科)
【目的】血清アルブミン3.5g/dl以下の肝硬変に対するインターフェロン治療の効果を後ろ向きに検討した.
【対象と方法】2004年より2012年3月までにインターフェロン(IFN)治療を行ったC型肝炎患者867例のうち治療前の血清アルブミン値3.5g/dl以下肝硬変101例で,1年以内に肝細胞癌が出現した11例を除く90例を対象とした.年齢中央値は68歳(44-82歳). 男性39例 (43...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療12