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検索結果は4件です。

IL28B SNP解析による,慢性C型肝炎治療方針決定への影響
杉本 和史(三重大附属病院・消化器・肝臓内科)
【目的】2009年にIL28B上流の1塩基多型(SNP)がHCVの自然排除,IFN治療に多大な影響を与えることが本邦を始めとする各国より相次いで報告された.当院でも2011年6月より高度先進医療の一環として治療前のIL28B SNPを解析している.今回,我々は,IL28B SNP解析結果と治療予後の関連,および解析結果が治療方針決定にいかなる影響を与えたかを検討した.【方法】これまでに当院にてIL...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療19

小児・青年期のC型慢性肝炎に対するペグインターフェロン・リバビリン療法:治療効果とIL28B遺伝子多型の検討
田尻 仁(大阪府立急性期・総合医療センター・小児科)
小児・青年期のC型慢性肝炎においてIL28B遺伝子多型(SNP)とペグインターフェロン・リバビリン治療(PEG-RBV)のウイルス学的効果との関連を検討した.
【方法】参加8施設でPEG-RBV治療を受けた小児・青年期のC型慢性肝炎83例について, ゲノタイプ(GT),IL28B SNPとSVRとの関連を検討した.IL28Bのrs8099917を解析し,メジャーアリル(TT)とマイナーアリル...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療19

75才以上でインターフェロン療法を開始(週換算1%未満の少量長期投与も含む)した29例の経験
川西 輝明(札幌緑愛病院・肝臓センター)
【目的】C型慢性肝炎に対するインターフェロン(IFN)療法が75才まで検討されるようになってきたが, 75才以上の症例への投与に対する適応や効果は慎重に検討することが求められている.今回,我々はIFN少量長期投与を中心とした75才以上の症例の治療成績を集計し,今後の高齢者の治療適応についての参考にすべく報告する.
【方法】対象は2003年4月から2011年7月までの間に当院にてIFN療法を...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療19

C型慢性肝炎SVR後に発症したHCCの臨床的特徴に関する検討
加藤 穣(大阪厚生年金病院・内科)
【目的】近年C型慢性肝炎のSVR例でHCCを発症する症例の報告が増えており,SVR後も発癌を念頭においた経過観察が必要とされる.SVR後発癌のリスク因子についての報告も散見され,重要な課題である.そこで今回当科で経験したSVR後HCCの臨床的特徴について検討した.【方法】SVR後発症のHCC10例の臨床的特徴を解析した.【成績】IFN開始時の平均年齢は61.5歳(51~72歳),HCC発症時の平均...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎-治療19