セッション

検索結果は5件です。

人間ドックにおける末梢血液検査値と脂肪肝の関係
福沢 嘉孝(愛知医大医学教育センター)
【目的】血小板数 (Plt.) は脾機能亢進を伴う慢性肝疾患で低下し,その進行度指標となることは広く知られている.Plt.は血管壁傷害時,内皮下組織に粘着し血栓形成することから動脈硬化進展にも密接に関連する.一方,白血球 (WBC) も,それ自体の凝集による血管内皮障害による血栓形成促進など動脈硬化進展と深く関連する.そこで,末梢血因子とMetS上流にある脂肪肝 (FL) との関連性を検討した.【...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH7

非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLDに対する瀉血療法の効果
諸岡 留美(三重大大学院・消化器内科学)
【目的】非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は肥満,糖尿病などの生活習慣病を基盤にして発症するが,肥満者には高頻度に鉄過剰がみられ,鉄過剰がNAFLDの増悪因子として関与し,非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)進展へのsecond hitとして作用するとの報告がある.NAFLD/NASHの治療法は食事・運動による生活習慣の改善が基本であるが,実践や長期継続は容易ではなく,上記の背景から瀉血が有...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH7

Predisposing factors of delirium for non alcoholic liver cirrhosis with living donor liver transplantation
S.-H. Wang(Transplantation Center of Changhua Christian Hospital)
Delirium occurs in most living donor liver transplant (LDLT) patients and is independently associated with longer ICU and hospital days.Objective:Predisposing delirium factors of non alcoholic liver c...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH7

NAFLDにおける睡眠障害の検討
今泉 博道(福島県立医大附属病院・消化器内科)
【目的】,睡眠障害とNAFLDの関連は不明な点が多く,その関連を明らかにすることを目的とした.【方法】健診受診者で腹部超音波検査と血液検査を実施し,睡眠アンケートで回答を得た2419例,平均年齢63.0歳(男性968例,平均62.8歳,女性1451例,平均63.1歳)を対象とした.睡眠障害は,睡眠時間,中途覚醒,睡眠時無呼吸,異常知覚,眠剤服用などにつき自記式アンケートを行い,脂肪肝の頻度及びその...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH7

大うつ病合併NAFLD患者の治療効果における,うつ病の臨床病期が与える影響
留野 渉(横浜市立大附属病院・消化器内科)
【目的】近年NAFLDに高頻度にうつ病を合併することが報告されている.うつ病に対する治療は寛解前の急性期治療と寛解後の維持療法に大別される.うつ病合併NAFLDの臨床的特徴と治療効果反応を解析し,うつ病治療の臨床病期がNAFLDの治療効果へ及ぼす影響を検討した.【方法】2002年7月から2011年7月までに肝生検を施行したNAFLD258例について,うつ病罹患歴と各種因子を検討した.また治療導入か...

第55回日本消化器病学会大会NAFLD・NASH7