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検索結果は5件です。

悪性大腸狭窄に対して大腸ステント留置術を施行した26例の検討
今井 径卓(柏崎総合医療センター内科)
【目的】2012年1月より本邦でWallFlex大腸用ステントが保険収載されたが,当院では2006年より必要時に大腸ステント留置術を施行してきた.通常,大腸ステントは術前腸管減圧目的(Bridge to surgery)と根治切除不能例に対する緩和目的(Palliative therapy)で使用される.当院における悪性大腸狭窄に対する大腸ステント留置術の成績を検証した.【方法】2006年6月から...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌・内視鏡

当院における大腸癌腸閉塞症例に対する治療方針の検討
鹿野 敏雄(市立四日市病院外科)
【緒言】大腸癌イレウスは全大腸癌の3.1~15.8%とされており,稀な病態ではなく,市中病院ではごく一般に遭遇する病態である.一方で大腸癌イレウスはoncological emergencyであり,早急な診断と共に,イレウスの治療・解除,そして大腸癌としての手術の根治性と安全性を考慮しなければならない.当院外科にて大腸癌イレウスの症例を臨床的に検討した.【対象】当科では原則,大腸癌イレウス症例に対...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌・内視鏡

閉塞性大腸癌に対する治療内容と予後の検討
菅 隼人(日本医科大学消化器外科)
【目的】当院で手術治療を行った閉塞性大腸癌症例の治療内容と予後を検討した.【対象・方法】2008年1月~2012年9月の大腸癌手術症例644例中,大腸癌イレウスを発症した32例(5.0%)を対象とした.左側大腸癌イレウスに対しては原則として経肛門的減圧管の挿入を試み,口側腸管の減圧後に待機的手術を行い可能な限り一期的切除吻合を行った.右側大腸癌には経肛門的または経鼻的イレウス管で減圧を試みてから待...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌・内視鏡

腫瘍径が大きな病変に対する大腸ESDの治療成績と安全性の検討
寺門 洋平(札幌厚生病院第1消化器科(胃腸科))
【背景】大腸ESDが保険収載され徐々に普及しつつあるが,「最大径が2cmから5cmまでの早期癌または腺腫」に対する治療法であり,5cm以上の腫瘍径が大きい病変に対しては技術的難易度が高いため,現在では保険診療上の制限がある.【方法と目的】当院では大腸ESDを2008年5月より導入し,2013年9月までに298例施行しているが,同期間に大腸ESDを行なった腫瘍径が5cm以上の8例に対して,治療成績等...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌・内視鏡

高齢者における大腸ESDについての検討
豊川 達也(福山医療センター消化器内科)
【目的】内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は急速な勢いで全国に普及している.大腸腫瘍性病変に対しても同様であろう.一方,医療の高度化により高齢者にも積極的治療を行う機会が増加し,それにより様々な問題点も出現してきている.今回われわれは,高齢者に対する大腸ESDに関して,その適応,安全性,治療後経過等を検討したので報告する.【方法】対象は,2003年7月から2013年8月までに当院でESDを施行した大...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌・内視鏡