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検索結果は4件です。

便通異常と漢方医学的特徴との関連性の検討
八木 洋輔(神戸大学医学部消化器内科)
【目的】便通異常と漢方医学的な特徴との関連性があるかどうかを検討する.【対象】2012年12月から2013年2月に当院で下部消化管内視鏡検査を受けた患者で,研究参加の同意を得られたものを対象とした.【方法】内視鏡検査前に腹部症状や便通に関する質問項目を含む問診票調査を実施した.同時に漢方医学的な検討を行うため,22項目からなるオリジナル漢方医学的問診調査を,各項目5段階評価(0ない,1まれに,2時...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他

排便障害患者の個別化医療に向けての試み
宮本 英典(宮本病院)
【はじめに】排便障害は頻度の高い疾患で便秘,残便感,便失禁などの症状を呈し便性状も様々である.しかし,その原因検索で行われる排便造影検査ではバリウムと小麦粉と水で作成した同じ擬似便を用いて行ってきた.さらに,バリウムを使用するため検査後の排出困難による腸管圧迫壊死,穿孔などの危惧があった.今回我々は排出困難時の危険性の少ない水溶性の消化管造影剤であるアミドトリゾ酸(ガストログラフィン)と市販の増粘...

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当院における成人腸重積症の臨床的検討
圓谷 朗雄(富山赤十字病院内科)
【目的】成人腸重積症は比較的稀な疾患である.腫瘍などの器質的疾患に起因し手術を要することが多いが,実際には手術が不要であった症例もしばしば経験する.今回,当院で経験した成人腸重積症の臨床的特徴を検討した.【対象と方法】2004年1月から2013年5月までに腸重積症と診断された15歳以上の26例を対象とし,患者背景,臨床症状,重積型,原因,治療法を検討した.【結果】年齢中央値は67歳(15-101)...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他

5-FUにより意識障害を伴う高アンモニア血症を来した症例の検討
飯田 智哉(市立室蘭総合病院消化器内科)
【背景】5-FUは大腸癌や食道癌の全身化学療法において,Key drugである.しかし,重篤な副作用の一つである高アンモニア血症についての報告は散見される程度であり,広く認知されるには至っていない.【目的】5-FUにより意識障害を伴う高アンモニア血症を来した5症例について,後ろ向きに検討することを目的とした.【方法】2008年から当科で経験した,上記5症例の患者背景,原疾患,使用regimen,意...

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