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検索結果は5件です。

術後に内視鏡的処置を要した腹腔鏡下胆嚢摘出術症例の検討
渡辺 伸和(青森厚生病院外科)
【目的】腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下LC)の術後に内視鏡的処置を施行した症例について検討した.【対象】平成17年1月から平成25年8月までの8年8ヶ月間に施行したLC 594例のうち,術後30日以内に内視鏡的処置(Clavien-Dindo分類のGrade 3aに相当)を施行した5症例.【結果】術後に胆管結石が判明し,内視鏡的切石術を施行した症例が2例.術後胆汁瘻に対して内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(以...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石の治療1

超高齢者総胆管結石に対する内視鏡治療の有効性と診療管理におけるポイント
貝田 将郷(東京歯科大学市川総合病院消化器内科)
【はじめに】今日,総胆管結石を有する高齢者に遭遇する機会が増して来ている.しかしERCPは通常内視鏡にくらべ重篤な合併症の発生率が高く,その適応については慎重にならざるを得ない.【目的】当院で内視鏡治療を行った85歳以上の総胆管結石症例をもとに,その有効性を評価し,治療および管理上の問題点と対策ついて検討した.【対象】当院にて2004~2012年までに85歳以上の総胆管結石症例に対して内視鏡治療を...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石の治療1

高齢者総胆管結石症に対する胆管十二指腸吻合術の意義
坂東 正(済生会富山病院外科)
【目的】総胆管結石治療は,経乳頭的切石と腹腔鏡下手術が主流となってきたが,開腹手術も限られてはいるものの施行する場合がある.一方,本邦は高齢化の一途をたどり医療における影響も大きく,その治療実績が高齢化社会でどの程度であるかには興味のもたれるところである.そこで今回我々は,高齢者に対する開腹の胆管十二指腸吻合術の治療成績を検討したので報告する.【方法】2000年からの10年間に施行した胆管十二指腸...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石の治療1

高齢者総胆管結石症に対する治療と予後に関する検討
小野 博美(静和記念病院内科)
【目的】高齢者総胆管結石症に対する治療と予後に関し後ろ向きに検討した.【方法】2007年2月より2013年6月までに当院で総胆管結石を有する高齢者32例を対象とした.男性18例(56.3%),平均年齢81.6歳(65-98歳)である.高齢者をA群(65歳以上79歳以下)12例とB群(80歳以上)20例の2群に分類し比較検討した.【成績】32例の治療は,ERC+外科療法が11例,外科療法のみが9例,...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石の治療1

Large Balloon Dilationによる高齢者総胆管結石の治療
萱場 尚一(岩手県立胆沢病院消化器科)
【目的】総胆管結石に対して内視鏡的乳頭切開術(EST)または乳頭拡張術(EPBD)を施行し除石することは現在標準的治療となっている.近年巨大結石や再発を繰り返す症例に対し,EST+大口径バルーン(EPLBD)による結石治療の有用性が多数報告されているが,今回当科で施行した高齢者に対するEPLBD治療の成績について検討を行った.【方法】対象は2009年11月から2013年9月までに当科にてEPLBD...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石の治療1