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当院における肝膿瘍25症例の検討
外山 雄三(都立墨東病院内科)
【目的】画像での肝膿瘍の診断は比較的容易であるが原因菌や病態に応じた治療が必要である.原因菌を同定するにあたり患者背景を把握することが治療方針の決定材料となりうる.そのため当院における肝膿瘍症例について細菌性とアメーバ性肝膿瘍の比較検討を行った.【方法】2010年7月から2012年8月までに当院で入院加療を行った肝膿瘍症例25症例(男性17例,女性8例)を対象とした.細菌性23例(平均年齢62.7...

第99回日本消化器病学会総会肝膿瘍

当院における肝膿瘍症例の臨床的検討
林 宣明(福井県立病院消化器内科)
【目的】当院における肝膿瘍症例の臨床的特徴や治療効果に関して検討を行った.【対象と方法】2007年6月から2012年6月までの5年間に,当院で入院治療を行った47例(男性37例,女性10例)を対象とした.検討項目は臨床症状,初診から診断までの日数,検査所見,基礎疾患,起炎菌,治療内容,治療の有効性,入院日数とした.【結果】平均年齢は69±13歳(23~88歳),65歳以上の高齢者が32人(68%)...

第99回日本消化器病学会総会肝膿瘍

高齢者に発症する肝膿瘍の臨床的特徴の検討
松本 修一(福岡徳洲会病院肝臓内科)
【目的】高齢者に発症する肝膿瘍の臨床的特徴を検討する.【方法】対象は,平成22年1月から平成24年7月までの期間に当院の内科および外科で入院加療を行った症例の入院病歴総括に肝膿瘍と記載されている症例のうち肝悪性腫瘍関連の肝膿瘍,腹部手術後の続発性肝膿瘍は予め除外した13例である.これら13例のカルテレビューを行い,65歳以上と65歳未満に分けて,年齢,性別,糖尿病の有無,細菌学的特徴,細菌の侵入門...

第99回日本消化器病学会総会肝膿瘍

高齢者肝膿瘍症例に対する高圧酸素療法の有用性について
奥本 和夫(山形大学医学部消化器内科)
【目的】肝膿瘍の治療の第1選択は抗生剤投与およびドレナージであるが,時に治療に難渋することがあり,高齢者においては敗血症をきたし致死的となることもある.高圧酸素療法(HBO)は,肝膿瘍に有用であることが報告されているが高齢者における治療効果,安全性については明らかでない.今回我々は高齢者に発症した肝膿瘍3例に対してHBO療法を行い,その効果と副作用,安全性について検討したので報告する.【方法】80...

第99回日本消化器病学会総会肝膿瘍

免疫組織化学的,超微形態学的に海綿状血管腫の退行性変化としての硬化性血管腫の検討
島田 芳隆(北里大学北里研究所メディカルセンター病院内科)
【目的】硬化性血管腫の一例は海綿状血管腫が退行性変化を起こし線維化,硝子様硬化をきたしたもので,画像診断をしばしば困難にするものである.血管内皮細胞膜の陥凹であるcaveolaには構成蛋白であるcaveolin(CAV)-1が局在している.今回我々は海綿状血管腫から硬化性血管腫の経過で画像上の変化,免疫組織化学的,超微形態学的に検討した.【方法】症例は超音波上肝腫瘤を指摘され当院に紹介受診した.腫...

第99回日本消化器病学会総会肝膿瘍