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検索結果は6件です。

C型慢性肝疾患における飲酒歴及び喫煙歴を有する者の生活習慣病についての検討
大矢 良平(市立吹田市民病院内科)
(目的)C型慢性肝疾患には高率に肝がんが発生する.飲酒,喫煙が加わればその頻度は増加する.一方,生活習慣病である肥満,糖尿病はそれだけで肝発癌の危険因子である.今回,C型慢性肝疾患において飲酒者,喫煙者の生活習慣病と関連血液検査項目について検討した.(対象)対象は当院に通院中のC型慢性肝疾患患者228例中,飲酒歴,喫煙歴が判明している178例である.検討項目は尿酸,空腹時血糖,血中インスリン,HO...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病

糖尿病患者における肝発癌・慢性肝不全症例の臨床的特徴
安原 ひさ恵(三豊総合病院)
【目的】糖尿病は肝発癌及び慢性肝不全の重要な危険因子と認識されている.今回,肝炎ウイルス非感染の糖尿病患者において,肝発癌および慢性肝不全発症例の臨床的特徴を検討した.【方法】HBs抗原とHCV抗体が陰性の糖尿病患者522例にて,肝機能評価と肝癌スクリーニングを施行した.全症例において飲酒量および投薬歴の聴取を行った.脾腫または食道胃静脈瘤,肝右葉萎縮・左葉腫大を認める場合を肝硬変,Child分類...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病

ウイルス性慢性肝疾患における糖代謝異常
香川 景政(獨協医科大学越谷病院消化器内科)
【目的】肝硬変において糖代謝異常は肝癌の合併や病態に関連する.したがってウイルス性慢性肝疾患において糖代謝異常の合併の有無を明らかにすることが重要である.そこで今回,75g経口糖負荷試験を行い,検討を行った.【方法】対象は慢性肝炎(CH)81例(HBV7例,HCV74例),肝硬変(LC)44例(HBV6例,HCV38例)で,上部消化管手術の既往のあるものは除外した.また,肝機能異常のない健康成人を...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病

市中病院における肝生検の現状
芦苅 圭一(大森赤十字病院消化器内科)
【目的】肝生検は画像検査や血液学的検査により病態把握が可能となったため一般臨床の場において頻度が減少した.しかし近年ではNASHが注目されるにつれ,確定診断のために肝生検の重要性が増していると考えられる.そこで中規模市中病院である当院での肝生検の現状について調査した.【方法】当科では平成24年1月から脂肪肝患者について血液検査(4型コラーゲン,血中インスリン,フェリチンにてスコアリングするNAFI...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病

生活習慣病を併存した肝細胞癌切除症例の治療成績
田中 肖吾(兵庫医科大学肝胆膵外科)
【背景】生活習慣病のうち,肥満,糖尿病および高脂血症は肝線維化を促進し非アルコール性肝脂肪肝炎などから肝硬変や肝癌を併発することがある.今後生活習慣病の増加に従い,それを背景とした肝癌症例も増加すると考えられる.【方法】対象は2001年から2010年に当科で肝細胞癌に対し初回肝切除を施行した302例.内訳は男性228例,女性74例で平均年齢は65.6歳(25~83歳)であった.これらの症例を習慣病...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病

当院糖尿病教育入院患者における肝疾患の実態の検討
下村 泰之(岡山済生会総合病院内科)
【目的】生活習慣の欧米化に伴い我が国の糖尿病患者数は増加の一途をたどっている.糖尿病患者の死因では悪性腫瘍が最も多いが,その中でも肝癌が最も多く,肝硬変を含めると肝関連死は死因の約13%を占めると報告されている.また近年肥満・インスリン抵抗性による非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が増加してきており注目されている.今回我々は当院糖尿病センターにおいて糖尿病教育入院を行った患者を対象に肝疾患の実態を...

第99回日本消化器病学会総会肝 生活習慣病