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検索結果は7件です。

切除不能膵癌長期生存例の検討
岡村 圭也(札幌厚生病院第二消化器科)
【目的】各種画像診断の進歩にもかかわらず膵癌は切除不能で発見されることが多く,その予後は不良である.今回我々は当科で診断,治療を行った膵癌症例で2年以上の生存が可能であった切除不能例についてretrospectiveに検討を行った.【対象と方法】2002年から2011年までに当科で経験した膵癌症例711例中,2年以上生存可能であった切除不能膵癌症例40例を検討した.平均観察期間は1051日であった...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

当院における膵癌化学療法に対する現状と課題
渡邊 一雄(福山医療センター消化器内科)
【目的】膵癌診療においてGemcitabine(GEM)とTS1の登場により,生命予後は改善されたが依然長期生存は厳しい.当院の膵癌症例について化学療法施行例を中心にまとめ,現状把握と課題につき検討を行なった.【方法】2006年1月から2011年12月までに当院にて診断・治療した膵癌症例のうち非切除症例101例を対象とし,患者背景,治療成績,生命予後につき検討を行った.生存分析にはKeplan-M...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

当院における切除不能進行膵癌に対する治療の現状と成績
津田 喬之(日本赤十字社和歌山医療センター消化器内科)
【目的・方法】予後不良である切除不能進行膵癌に対しよりよい治療方針を探るため,2002年以降当院で加療した切除不能進行膵癌258例(局所進行83例,遠隔転移175例)を対象とし,retrospectiveに検討を行った.【結果】一次治療の内訳は局所進行群では放射線化学療法(CRT)11例,化学療法(CT)47例(GEM(G)25例・S-1(S)10例・S-1+GEM(GS)11例),BSC25例で...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

当科における切除不能膵癌の現状
上田 晃之(福井県済生会病院内科)
【目的】2001年に塩酸Gemcitabine(GEM)が膵癌に対しての保険適応を得て以降,GEMは非切除膵癌症例に対する治療の中心となっている.当科での切除不能膵癌に対する化学療法においてもGEMを中心として使用しており,近年ではS-1,Erlotinib,放射線治療などの併用により長期生存を認めた例も経験している.切除不能膵癌に対する化学療法開始後に2年以上の生存を認めた例を長期生存例と定義し...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

当院における膵癌治療の検討
中田 悠紀(大阪厚生年金病院内科)
【目的】現在,切除不能進行膵癌に対するGemcitabin(GEM)療法が標準治療の一つとされており,一次治療とすることが多い.一方で,TS-1が保険承認され,GEST試験においてTS-1単剤療法がGEMに対し非劣勢を示し標準療法として期待されている.しかし,一次治療での両者の使い分けや放射線化学療法など切除不能膵癌の治療体系は確立されていない.今回我々は当院において治療を行った進行膵癌症例から治...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

当院における切除不能胆膵癌に対する化学療法の現況
藤森 尚(国立病院機構九州医療センター消化器内科・臨床研究センター)
【背景】近年,膵癌ではGemcitabine(GEM)+erlotinib,胆道癌ではGEM+CDDP併用療法(GC療法)が使用可能となり,難治癌である両者の治療成績向上が期待されている.【目的】当科で施行したGEM+erlotinib併用療法,GC療法をまとめ,その有効性や安全性を検証する.【方法】2009年4月から2012年8月に当科で診断・治療した1)膵癌64例,2)胆道癌51例の内,一次化...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2

切除不能進行膵癌に対する治療成績
神戸 大介(奈良県立奈良病院消化器内科)
【目的】切除不能進行膵癌は,化学療法により生存期間の延長が得られてきているが,未だ満足できるものでない.現状でよりよい治療方針を探るため,当院での治療の現状と成績について報告する.【方法】2001年以降,当院で診断した膵癌93例のうち,経過観察し得た切除不能進行膵癌42例を対象としretrospectiveに検討を行った.対象は膵管癌に限定し,IPMCと考えられる7例,膵腺房細胞癌1例は対象から除...

第99回日本消化器病学会総会膵癌 化学療法2