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検索結果は5件です。

胃癌術後再建腸管症例の悪性胆道狭窄に対するダブルバルーン内視鏡を用いた胆道ドレナージの特徴
畑中 恒(自治医科大学消化器内科)
【目的】胃癌術後再建腸管症例の悪性胆道狭窄に対するダブルバルーン内視鏡(DBE)を用いた胆道ドレナージの特徴を検討すること.【方法】2002年11月~2012年12月に術後再建腸管で悪性胆道狭窄が疑われ胆道ドレナージ目的にDBEを施行したのは29例,35件(同期間のDB-ERCP:178例,328件).胃癌17例を切除標本組織型で分化型と未分化型(mixed typeを含む)に分類し,1)目的部位...

第100回日本消化器病学会総会術後再建腸管FRCP その他

実地医家におけるダブルバルーン内視鏡の有用性と普及へ向けての課題
柚木崎 紘司(宝塚市立病院消化器内科)
(はじめに)ダブルバルーン内視鏡(以下DBE)は現在,大学病院などの高次医療施設を中心に消化器の多方面で活用されている.しかし市中病院においてはすべて保険診療内で行うためマンパワーを含めたコストと時間を要するバルーン内視鏡検査は十分な普及には至っていない.今回我々は当院でのDBE検査および治療の成績を検討し市中病院でのDBEの有効性と普及へ向けた課題を報告する.(方法)2012年4月から2013年...

第100回日本消化器病学会総会術後再建腸管FRCP その他

術後再建腸管に対するダブルバルーン内視鏡を用いたERCPの治療成績についての検討
藤田 勲生(国立病院機構福山医療センター消化器内科)
【目的】術後再建腸管例でのERCPは,ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)を用いることによって可能となってきている.我々は,術後再建腸管に対するDBERCPの治療成績について検討した.【方法】当院で2005年から2013年8月までに,術後再建腸管に対してDBERCPを施行した33例(48件)について,乳頭到達率,胆管処置達成率などを検討した.【成績】再建術式は,Billroth II法が11例(15...

第100回日本消化器病学会総会術後再建腸管FRCP その他

当院で施行した急性胆嚢炎に対する経乳頭的胆嚢ドレナージについての検討
遠藤 文司(国立病院機構京都医療センター消化器内科)
【目的】急性胆嚢炎の治療は早期の胆嚢摘出術が基本だが,何らかの理由で手術が施行されない症例にはPTGBDが考慮される.このような症例のうち,抗血栓療法施行例や腹水貯留例などに対しては経乳頭的胆嚢ドレナージを行うことがある.今回,当院で経験した急性胆嚢炎症例のうち経乳頭的胆嚢ドレナージを試みた症例について検討した.【対象】当院で2009年1月~13年9月までに経乳頭的胆嚢ドレナージを試みた12例を対...

第100回日本消化器病学会総会術後再建腸管FRCP その他

胆道気腫を契機に発見された糞線虫症の1例
井上 潔彦(PL病院外科)
【症例】62歳女性.【主訴】右季肋部【現病歴】4か月前から上腹部から右季肋部にかけての腹痛を認めていた.腹部超音波検査にて胆嚢内にsludge,軽度の胆嚢壁肥厚,胆道気腫を認めたため,精査加療目的で紹介となった.腹部CT検査でも肝両葉の肝内胆管および胆嚢内,主膵管内にもairの流入を認めた.また,十二指腸水平脚から空腸に壁肥厚を認めた.上部消化管内視鏡検査で十二指腸粘膜の浮腫,粘膜ひだの腫大,びら...

第100回日本消化器病学会総会術後再建腸管FRCP その他