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検索結果は6件です。

C型慢性肝炎に対する3剤併用療法におけるTelaprevir減量開始例での初期治療効果の検討
楊 孝治(近江八幡市立総合医療センター消化器内科)
【目的】Telaprevir(TVR)によって難治性1b高ウイルス量のC型慢性肝炎に対する高い治療効果が期待されているが,その有害事象は従来の治療法と比べ強くなると予想されている.そのため当院では,開始時ヘモグロビン(Hb)値が女性で14,男性で13g/dL以下,体重50Kg以下の症例ではTVRを1500mg/日に減量し投与を開始している.今回,TVR開始量別に初期治療効果と有害事象について検討し...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

当院におけるTelaprevir,Peg-IFN,RBV3剤併用療法の初期治療効果と副作用についての検討
立山 雅邦(熊本大学消化器内科)
【目的】1型高ウイルス量に対してTelaprevir(TVR)を含めた3剤併用療法が行われ,高いSVRが期待されているが,副作用に関しての注意も必要であり,より安全に行う方法を模索する必要がある.【対象と方法】2011年12月より当院で3剤併用療法を導入し4週まで経過した32例についウイルス効果,副作用を検討した【結果】平均年齢54.8歳,性別は男性が19例,女性が13例.初回治療は19例,再治療...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

当施設でのC型慢性肝炎に対するテラプレビルを含む3剤併用療法の有効性,安全性等について
楊 和典(兵庫医科大学肝胆膵内科)
【目的】インターフェロン(IFN),リバビリン(RBV)に続く,新しい抗ウイルス剤telaprevirがわが国でも2011年11月に認可され,C型肝炎の抗ウイルス療法の治療の選択肢はさらに広がりをみせている.Telaprevir/PEG-IFN/RBVの3剤併用療法12週間+PEG-IFN/RBV12週間の治療では,24週間と従来のPEG-IFN/RBV療法の半分の治療期間で初回治療例の著効率が向...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

C型慢性肝炎に対する3剤併用療法導入早期の腎機能障害発症予測因子の検討
青山 友則(順天堂大学消化器内科)
[背景]C型慢性肝炎に対する3剤併用療法による高いウイルス消失率の報告が相次いでいる.一方,テラプレビルによる副作用が多く発症しているものの,ウイルス消失率が極めて高いことから重篤な副作用をいかに阻止し脱落を防ぐことが求められてきている.今回我々は導入早期の腎機能障害発症予測因子について検討を行った.[方法]当施設で3剤併用療法を導入したC型慢性肝炎genotype1高ウイルス量33例を検討した....

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

当院でのテラプレビル3剤併用治療の現状と副作用のため入院を要した3例の検討
永野 拓也(香川県立中央病院肝臓内科)
【目的】当院では現在までに3剤治療を20例に実施してきたが,3剤併用期間中に薬剤の減量なく完遂できたのは1例のみであった.治療開始12週間の治療の状況と入院加療を要した症例について報告する.【対象】男性9例,女性11例で平均年齢は59.2±9.2歳.前治療なしが15%,前治療結果再燃65%,無効15%,不明5%.IL28BはTTが63%,TGが37%で,テラビック開始量は1500mgが12例,22...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5

C型慢性肝炎例に対する3剤併用療法施行時の栄養管理におけるBCAA強化流動食投与の経験
堀田 直樹(増子記念病院肝臓内科)
【目的】C型慢性肝炎に対して3剤併用療法(PEG-IFN+リバビリン+テラプレビル)が認可され,治療の向上は認められるようになったが,副作用として皮膚障害や貧血などが危惧される.また,食欲不振による栄養状態の悪化やQOLの低下も問題となり,治療を断念するケースも認められる.今回,3剤併用治療時に栄養療法としてBCAA強化流動食を使用した症例を報告する.【方法】3剤併用療法時に,BCA強化流動食(ヘ...

第99回日本消化器病学会総会C型肝炎5