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検索結果は5件です。

FibroScanによる肝硬度測定および脂肪化測定を用いたNBNC肝癌評価
辰巳 明久(山梨大学第一内科)
(背景)近年NBNC型肝癌が急速に増加しておりその原因として脂肪肝炎の増加が疑われている.しかし高リスク群の囲い込みが困難であり,サーベイランス,早期発見が困難である.また糖尿病は肝癌のリスクであると報告されている.肝線維化および脂肪化はこれまで画像および組織学検査でなされていたが客観的評価は困難であった.FibroScanが開発され肝線維化,肝脂肪化が肝硬度およびCAP値として非侵襲的に定量可能...

第100回日本消化器病学会総会HCC-1

非B非C型肝細胞癌においても画像診断による早期発見が可能である
東條 加奈(県立広島病院消化器内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)においては,B型肝炎,C型肝炎に起因する発癌だけでなく,近年は糖尿病での発癌リスク増加も指摘され,非B非C型HCCが増加傾向となっている.当院では定期的に肝画像診断を遂行し,C型慢性肝疾患において画像診断反復がHCCの早期発見・根治治療につながることを報告している(J Gastroenterol2010;45:105-12).今回は,非B非C型HCCにおいて画像診断の反復...

第100回日本消化器病学会総会HCC-1

非B非C肝細胞癌における腫瘍マーカーについての臨床的検討
早田 哲郎(福岡大学消化器内科)
【目的】AFPとPIVKA-IIはともに肝細胞癌(HCC)の診断や経過観察に有用な腫瘍マーカーであるが,これらは互いに相関しない.最近は非B非CのHCCが増加しているが,その特徴の一つとしてPIVKA-IIの上昇が知られている.本研究では,非B非CのHCCを対象として,上昇する腫瘍マーカーによる臨床像の違いについて検討した.【方法】当院にて1991年1月から2010年12月の間に診断されたHCCの...

第100回日本消化器病学会総会HCC-1

非B非C肝癌例におけるNASH肝癌の臨床的特徴
佐藤 智佳子(山形大学医学部消化器内科)
【目的】近年,NASH由来の肝癌が増えているが,そのリスク因子は明らかでない.我々は,NASHにおける肝発癌リスク因子を明らかにするため,非B非C肝癌症例における飲酒量および生活習慣病の関与に着目し検討した.【方法】2001年-2012年までの非B非C肝癌69例を,エタノール摂取60g/日以上のアルコール性肝障害(ALD)群,飲酒量20~60g/日の中間飲酒量群,NASH群,NASHが疑われたが組...

第100回日本消化器病学会総会HCC-1

当科における肝癌と肥満との関連性についての検討
高木 慎太郎(広島赤十字・原爆病院消化器内科)
【目的】近年非B非C型(NBNC)肝癌が増加し,肥満との関連が示唆されているが,実態については不明な点も多い.当科における肝癌症例の肥満との関連性をあきらかにする.【方法】対象は2011年3月から2013年3月までに当科に入院した肝癌87例.年齢71.2±9.2歳,男性/女性;62/25例,HBV/HCV/NBNC 11/51/25例,Child Pugh A/B/C;49/30/8例,TNM s...

第100回日本消化器病学会総会HCC-1