セッション

検索結果は5件です。

ビタミンKおよび分岐鎖アミノ酸製剤服用が進行肝細胞癌に対するソラフェニブ治療に与える予後改善効果の検討
春名 能通(大阪府立急性期・総合医療センター)
【目的】進行肝細胞癌に対しソラフェニブ投与が広く行われているが,抗腫瘍効果については,必ずしも満足のいくものとはいえない.ビタミンKは,ソラフェニブのRaf抑制作用を相乗的に増強すること知られており,他方,分岐鎖アミノ酸(BCAA)服用は,肝発癌を抑制するとした臨床報告が,見られる.われわれは,進行肝細胞癌の中でも比較的長期予後が期待できるバルセロナ肝癌進行度分類(BCLC)Bにおけるソラフェニブ...

第100回日本消化器病学会総会HCC-6 ソラフェニブ

進行肝細胞癌患者におけるソラフェニブ血中濃度と免疫動態解析
近藤 泰輝(東北大学病院消化器内科)
【背景】最近,ソラフェニブが各種免疫細胞に対して影響を及ぼす可能性が報告されているが,詳細は明らかとなっていない.【目的】本研究では,ソラフェニブの腫瘍免疫病態に与える影響について解析する.【方法】当院と関連病院Aにてソラフェニブを投与された患者35名の臨床背景と投与後の臨床データについて検討した.その内,血中濃度測定を施行したのは2011年2月以降の25例であった.ソラフェニブの定量は,200μ...

第100回日本消化器病学会総会HCC-6 ソラフェニブ

進行肝細胞癌に対するソラフェニブを基軸とした集学的治療の治療成績
葛谷 貞二(名古屋大学消化器内科)
【目的】ソラフェニブが登場して以来,我々の施設では原則,肝予備能良好な高度進行肝細胞癌に対する治療の第一選択はソラフェニブとしている.その後の経過でソラフェニブ単独の治療効果が不十分であったケースのみばかりではなく,効果が得られているケースにおいてもより治療効果が期待できる場合は他治療への切り替えや組み合わせを考慮している.今回我々は,ソラフェニブ単独投与後に他治療への切り替えや組み合わせを行った...

第100回日本消化器病学会総会HCC-6 ソラフェニブ

進行肝細胞癌に対するSorafenibの治療成績
服部 美紀(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器内科)
【目的】当院における進行肝細胞癌に対するSorafenibの治療成績を検討した.【方法】2009年11月から2012年12月までに当院においてSorafenibを投与した肝細胞癌(HCC)症例14例を対象とし,臨床背景,副作用,治療効果,生存期間などについて検討した.【成績】Sorafenibを投与したHCC症例14例は男性13例・女性1例,平均年齢70.6歳(55-81歳),背景肝はCH5例・L...

第100回日本消化器病学会総会HCC-6 ソラフェニブ

造影超音波検査による肝細胞癌に対する分子標的治療薬早期治療効果判定の有用性と限界
田中 弘教(兵庫医科大学超音波センター)
【目的】分子標的治療薬投与後早期の肝細胞癌腫瘍血流パラメータの変化と治療効果を比較し,そのバイオマーカーとしての有用性と問題点を明らかとする.【方法】分子標的薬投与を行った67例の患者のうち,治験や投与30日未満(副作用中止含む),肝外病変のみ,TACE直後など除外した14症例を対象とした.超音波装置はPhilips iu22を使用し,腫瘍部の時間輝度曲線(TIC)を専用解析ソフト(QLAB)で作...

第100回日本消化器病学会総会HCC-6 ソラフェニブ