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検索結果は14件です。

中規模地域基幹病院におけるNST活動の現状と課題
飯島 正平(箕面市立病院)
【はじめに】当院は317床の中規模地域基幹病院である.栄養サポートチーム(NST)は2002年病棟やNSTが拾い上げる全科型で稼働し,電子カルテを駆使した8年間の活動後,2010年からのNST加算では4月より算定開始し,要件を意識し改変してきた4年間の現状と問題点について報告する.【方法】当院NSTでは,栄養管理実施加算以前より入院スクリーニングの全例実施による入院時からの関与を目指し,事務作業効...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

大学病院における全科型NST活動の現状と今後の課題
佐々木 雅也(滋賀医大・栄養治療部)
【目的】 大学病院におけるNST活動の現状と課題について検討する.【方法】当大学附属病院では,全科型NSTが稼働して10年目を迎えている.年間のNSTサポート症例数は600名を超え,3000名を超える症例の栄養サポートをおこなってきた.サポート内容は,静脈栄養や経腸栄養への関わり,PEG造設,嚥下障害患者への介入など幅広い.なかでも,間接熱量測定を用いたエネルギー代謝の測定から,個々の病態に応じた...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

大規模大学病院におけるNST活動の現状と問題点
森 直治(藤田保健衛生大・外科・緩和医療学)
【目的】1489床,38病棟からなる我が国最大規模の医学部付属病院において,2010年10月から総勢150名のPPM-III方式による全科型NSTを設立し活動している.NST活動,メタボリッククラブ(NST勉強会,月一回2012年12月まで計27回)などを通じ,栄養管理の向上,標準化を進めてきた.今回,大規模大学病院における当院のNSTの現状と問題点につき報告する.【方法】A. 2010年10月か...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

全科型NSTおよび消化器内科病棟NSTの現状と今後の課題
居石 哲治(久留米大・消化器内科)
【目的】全科型および消化器内科病棟NSTの現状を把握し今後の課題を見出す.【方法】当院は病床数約1000の総合病院で,全科型NST活動と同時に消化器内科では単科病棟NST活動を行っている.(1) 全科型NSTは管理栄養士1名を専従者とし,専任医師11名のほか看護師,薬剤師,管理栄養士など約40名で構成している.医師や看護師からの依頼症例の検討に加え,平成22年度からは医師と病棟を内科系と外科系に分...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

消化器系患者に対するNST活動の問題点―消化器内科・外科医師単独に勝るチーム医療の優位性を示すことの重要性
宮地 正彦(愛知医大・消化器外科)
【目的】当院では入院全例の栄養アセスメント結果から高度栄養障害(高度障害)とされ,主治医がNSTラウンドを希望した症例に対し,NSTラウンドを行っている.依頼科により依頼率に差があり,消化器系患者のラウンド例数は少ない.今回は消化器系患者におけるNST依頼率が低率である原因を検討し,NST所属の消化器外科(消外)医を中心に消外病棟でNSTラウンドを行い,その効果も検討した.【対象】平成23年4月か...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

当科における肝切除周術期ERASの新規導入に関する検討
阿佐美 健吾(東北大病院・移植・再建・内視鏡外科)
【目的】ESPENを中心として,消化器系手術術後の早期離床・早期退院のためのERAS(Enhanced Recovery After Surgery)プログラムが提唱されており,その有効性が示されている.本邦においても多くの施設で導入されてきているが,肝切除周術期に関してはその報告は多くはない.そこで我々は,栄養介入に主眼をおいた肝切除周術期ERASプログラムを新規導入し,「栄養」・「感染症」・「...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

肝硬変に対する栄養療法,特にチームでの取り組みが生命予後を改善する
岩佐 元雄(三重大大学院・消化器内科学)
【目的】肝硬変(LC)に対する栄養療法は低栄養状態の是正を目的とした食事指導が基本であり,さらに,分岐鎖アミノ酸投与,就寝前軽食(LES)療法の有用性が報告され,JSPENおよびESPENのガイドラインでも推奨されている.しかし,これらの介入を効率的に実行するためには,医師,栄養士,薬剤師,看護師がチームとして患者教育にあたるシステム(NST)の構築が重要視されているが,NST長期継続の有用性を示...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

急性膵炎における経腸栄養の実態とNSTの重要性
横江 正道(名古屋第二赤十字病院・総合内科)
【はじめに】急性膵炎,とくに重症急性膵炎では適切な輸液管理や栄養管理,また必要に応じて集中治療を施さなければ予後不良となる.栄養補充法のみならず,Bacterial Translocation対策,感染対策としての経腸栄養が注目されている.経腸栄養施行に関する実態把握のため,アンケートによる調査を行った.【対象・方法】日本栄養療法推進協議会(JCNT)におけるNST稼働施設にアンケート送付.875...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

経腸栄養の交差感染への寄与の可能性とその対策~病棟内の多剤耐性アシネトバクター感染例を通して~
石井 賢二郎(慶應義塾大・一般消化器外科)
(背景)高度侵襲を伴う手術でのNSTの重要性は増しており,中でも経腸栄養による積極的な栄養管理に関してはその有用性が注目されている.しかし経腸栄養に関連する交差感染も認めることもあり,その対策も重要である.今回,外科病棟において発生した多剤耐性アシネトバクター感染(MDRA)3例が全て経腸栄養を用いており,それに対し施行した対策を含めて報告する.(対象)2010年12月~2011年1月の間に外科病...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

認知症患者に対するNST介入の成績と課題
前田 憲男(倉敷平成病院・消化器科, 岡山県認知症疾患医療センター)
【目的】老年人口の急速な増加にともない,わが国の認知症患者は300万人以上と推計される.認知症は摂食・嚥下障害を伴うことも多く,栄養管理に難渋する例が少なくない.認知症入院患者に対するNST(栄養サポートチーム)の介入効果を非認知症患者と比較し,問題点を明らかにする.【方法】対象は2012年のNST対象(血清Albumin3g/dl以下,栄養評価法CONUT中リスク以上)420症例.平均年齢82....

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

当院での10年間にわたる胃瘻造設の集計から
水野 達人(佐野厚生総合病院・消化器内科)
栃木県の脳血管疾患の年齢調整死亡率は男性5位,女性2位である(平成22年厚生労働省統計).当院においても胃瘻の必要性が高まっている中で,経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)に関する臨床的エビデンスは必ずしも確立されていない.【目的】高齢者を中心とした当院における胃瘻患者の造設後の実態を明らかにする.【方法】2003年4月から2012年12月までに当院でPEGを施行した365例(男186名,女179名)...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

消化器外科主導NSTから食と栄養のトータルケアへ:専門病院におけるがん患者の総合的支援を目指して
鍋谷 圭宏(千葉県がんセンター・消化器外科)
【背景と現状】がん専門病院の当院では2005年に消化器外科主導のNSTが発足した.2011年に日本静脈経腸栄養学会の稼働施設認定を受け,NST加算算定を開始した.これに伴い,全ての患者と家族から直接栄養サポート依頼が可能なシステムを構築し,患者向けの広報ポスターを作成した.その結果,NST活動が患者中心になり,病棟スタッフの栄養管理に対する意識が向上したことを既に報告した.しかし,入院患者中心の現...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

NSTは外来からーNSTから始まるチーム医療の新展開ー
鴨志田 敏郎(日立製作所日立総合病院・内科)
2004年に日本医療機能評価機構の病院機能評価Ver.5でNSTの設置が取り上げられ2010年の診療報酬改定で栄養サポートチーム(NST)加算が新設された.NST稼働認定施設は急増し全国で1600を超える.これらは多職種によるチーム医療への評価と考えられる.しかし「NSTはできたものの」NST活動が停滞している病院も多いといわれている.当院は2005年6月にNST活動を開始.当初は回診依頼も多かっ...

第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点

鈴木 一幸(岩手医大・消化器・肝臓内科)
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第55回日本消化器病学会大会NST活動の現状と問題点