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検索結果は15件です。

術前胆管ドレナージの方法と膵頭十二指腸切除術後合併症の関連性
川井 学(和歌山県立医大・2外科)
【目的】術前胆管ドレナージに関する大規模なrandomized controlled studyでは,術前胆道ドレナージ群では胆道ドレナージに関する合併症を含めた全合併症率は非ドレナージ群と比較して有意に高かく,術前胆道ドレナージはルーチンに行うべきではないと結論している.しかし,術前放射線化学療法を行う場合や手術待機時間が長い場合は,閉塞性黄疸例において肝機能障害の悪化を防止するためには術前ドレ...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

膵・胆道癌に対する術前胆道ドレナージの現状と問題点
松本 和幸(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【目的】膵・胆道癌に対する術前ドレナージの現状と問題点について検討する.【対象と方法】2012年12月までに術前ドレナージを施行した悪性胆道狭窄185例中, PDを施行した113例(PD群:男82, 女31, 年齢中央値69歳, 膵癌45, 乳頭部癌17, 胆管癌44, 胆嚢癌7)と肝葉切除を施行した35例(肝切群:男28, 女7, 年齢中央値67歳, 肝内胆管癌8, 胆管癌23, 胆嚢癌4, B...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

胆道癌における閉塞性黄疸例の術前ドレナージ法の検討
横山 政明(杏林大・外科)
【目的】胆道癌閉塞性黄疸例は,胆道感染のコントロールと減黄を主たる目的に施行される.胆道癌における閉塞性黄疸例の術前ドレナージ法を検討し,ドレナージ後胆管炎や術後肝不全のリスクファクターを明らかにする.【対象と方法】2008年1月から2012年12月までの5年間で,閉塞性黄疸で術前ドレナージを施行し,根治術が可能であった胆道癌症例38例(肝門部胆管癌:8例,中下部胆管癌:21例,乳頭部癌:9例),...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

肝門部胆道癌術前の内視鏡的経鼻胆道ドレナージ
川嶋 啓揮(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】当科は内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)にて83.3%の症例で減黄が得られ,乳頭切開術(EST)既往がENBD後胆管炎(28.8%発生)の,膵管造影がENBD後膵炎(20.1%発生)の有意なrisk factorであるという肝門部胆道癌術前ENBD施行164例の成績を報告した(Ann Surg 2013; 257: 121-127).この結果を踏まえ,その後に施行した肝門...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

肝門部悪性胆道狭窄における術前期間における胆管炎発症の検討
三浦 晋(東北大・消化器内科)
【背景】肝門部悪性胆道狭窄に対する手術成績は,技術の向上,経皮的門脈塞栓術(PTPE)の普及により向上した.しかし,胆道ドレナージの過程で胆管炎を合併した症例は手術前後の管理に難渋する.【目的】肝門部悪性胆道狭窄における胆管炎の危険因子を検討する事.【対象】2009年1月~2012年12月まで,当科で加療した肝門部悪性胆道狭窄148例中,手術を施行した86例(男性61例,女性25例,平均年齢66....

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

非切除悪性肝外胆管狭窄に対する内視鏡的胆管メタリックステント留置後のステント機能不全の危険因子
小川 貴央(仙台市医療センター仙台オープン病院・消化器内科)
【目的】非切除悪性肝外胆管狭窄に対する内視鏡的胆管メタリックステント(MS)留置後のstent dysfunction(SD) の危険因子を明らかにすること.【対象と方法】2005.4-2013.1に経乳頭的にMSを留置した非切除悪性胆道狭窄例のうち,肝門部狭窄例を除いた196例(平均年齢76歳,男性104例,女性92例)を対象とした.原疾患は膵癌116例,胆管癌49例,他臓器癌のリンパ節転移14...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

切除不能悪性胆道狭窄に対するMS留置法の検討
齋 宏(広島赤十字・原爆病院・消化器科)
【目的】切除不能悪性胆道狭窄のQOL改善のために,ステント治療は必須であり,化学療法の進歩に伴い,より長期開存が望まれている.また,癌種ごとに進展様式や予後が異なり,各症例に適したステント及び留置法の選択が必要である.自験例をretrospectiveに検討し,長期開存できるMS留置法について報告する.【方法】1994年から2012年12月までに当科で悪性胆道狭窄の最終治療としてMSを留置した38...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

中下部悪性胆道閉塞に対する12mm径胆道ステントの使用経験
山田 友世(静岡県立総合病院・消化器内科)
【目的】中下部悪性胆道閉塞に対し,covered metallic stentによるドレナージの有用性が知られているが,高率なmigrationが問題である.12mmのステント径で,両端のフレア構造と異なる大きさのステントセルによるanti-migration systemを有するfully-covered metallic stent,Niti-S SUPREMO-12が市販された.SUPREM...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

当科における肝門部胆管癌に対する片葉ドレナージの成績
村木 崇(信州大・消化器内科)
【背景】肝門部胆管癌に対する胆道ドレナージは未だ標準化されていない.【目的】当科の片葉ドレナージの妥当性を検討する.【strategy】1. US,CT,MRIにて癌の局在や血管浸潤,遠隔転移の有無を評価し,切除予定例には残存予定肝を,非切除例には肝容量・肝転移巣の局在からドレナージ肝を決める.2.胆道ドレナージは,ERC,IDUS,胆管生検にて質的診断,水平進展度診断を行い,引き続きENBDにて...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

非切除胆道癌による肝門部狭窄に対する胆道ステントの種類・留置形態の検討
中島 賢憲(岐阜市民病院・消化器内科)
【背景・目的】非切除胆道癌による肝門部狭窄に対する胆道内瘻術は未だ標準化されておらず,施設毎に様々なステントが様々な形態で留置されている.最善の胆道ステント・留置形態について検討する.【対象】1997年4月~2012年9月に当施設で胆道内瘻術を行った非切除胆道癌による肝門部狭窄症例【方法】metallic stent (MS)とplastic stent (PS),片葉留置と両葉留置の開存期間・再...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

非切除胆道癌の肝門部閉塞に対する内視鏡的Metallic stenting―片葉か両葉か―
木暮 宏史(東京大附属病院・光学医療診療部, 東京大・消化器内科)
【背景・目的】非切除胆道癌の肝門部閉塞に対するドレナージはstrategyが標準化されていない.当科でも以前は内視鏡的片葉Metallic stent(MS)留置が第一選択であったが,近年は肝門部専用のMSであるNiti-S Large Cell D-type(LCD)の臨床評価を行っている.今回,LCDを用いた両葉MSと過去の片葉MSの成績を比較検討した.【対象・方法】対象は非切除胆道癌によるB...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

切除不能肝門部悪性胆道狭窄に対するmetallic stentを用いたマルチステンティング
内田 大輔(岡山大大学院・消化器・肝臓内科学)
【目的】切除不能胆道癌は,化学療法を継続する上で,黄疸,胆管炎の管理が非常に重要である.当院では,肝門部の悪性胆道狭窄に対して,metallic stent(MS)を用いたマルチステンティングによる内視鏡的ドレナージを第一選択としているが,その是非についてはコンセンサスが得られていない.当院における成績を検討し報告する.【対象と方法】対象は2003年3月から2013年3月までに化学療法を行った肝門...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

切除不能悪性肝門部胆管狭窄に対する胆道ステンティング-CTボリュームメトリーを用いたステント留置法の選択-
高橋 英(山梨大附属病院・消化器内科(1内科))
【目的】肝門部胆道狭窄は,ドレナージ法の選択が重要であるが,そのstrategyについては一定のコンセンサスが得られていない.CTボリュームメトリー(CTV) によりステント留置による推定ドレナージ容積(EDV)を計算し,ステント成績について検討した.【方法】切除不能悪性肝門部胆道狭窄に対して胆道ドレナージを行った62例を対象とした. CTVにて肝区域の容積を求め,胆管狭窄形態を考慮したEDVを算...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

切除不能胆道癌による肝門・上部胆管狭窄に対するチューブステントの胆管内留置法の成績
栗田 亮(京都大・消化器内科)
【目的】我々はこれまでに,生体肝移植後の肝門部胆管吻合部狭窄に対してチューブステントの胆管内留置(以下インサイドステント)により長期開存が期待でき,繰り返し交換可能であることを示してきた.今回,切除不能胆道癌に対するインサイドステントの成績と問題点について検討する.【対象と方法】2012年3月までにインサイドステント留置を試みた肝門・上部胆管狭窄18例(胆管癌8,肝内胆管癌6,胆嚢癌4)を対象とし...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例

切除不能胆道狭窄でのEUS下胆道ドレナージの位置づけ
今井 元(近畿大・消化器内科)
【目的】切除不能胆道狭窄において,経乳頭的ドレナージが第一選択であるが,様々な事由により経乳頭的ドレナージが困難な場合,EUS下胆道ドレナージ術(EUS-BD)が代替治療として注目されている.今回,経乳頭的治療困難例に対するEUS-BDを施行し有用性を検討した.【方法】2012年12月までに実施した105例を対象とした.ドレナージルートの選択は下部胆管狭窄であればEUS下choledochoduo...

第55回日本消化器病学会大会胆道癌の胆管ドレナージの標準化-手術症例と非手術症例