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検索結果は15件です。

当院の健診における逆流性食道炎の危険因子の性差別の検討
藤澤 美亜(東海大・消化器内科)
【目的】逆流性食道炎は、H.pylori感染率の低下、食生活の欧米化、生活習慣の変化、高齢化などに伴い、本邦でも増加傾向を示している疾患である。その生活習慣における危険因子としては、これまで高齢、BMI、喫煙、飲酒等があげられており、このうち性差を示すものとしては、BMIが女性にのみ危険因子となることが報告されている。今回、私たちは当院健診受診症例を用いて、逆流性食道炎の危険因子の性差について検討...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

年齢および性差から見た頚部食道運動機能の特徴
眞部 紀明(川崎医大・内視鏡・超音波センター)
【背景】高齢化社会に伴い,潜在的に嚥下障害を認める患者が増加しており,注目されている.高齢男性の嚥下障害は,唾液の咽頭内貯留から咽喉頭異常感症として受診するケースが多い.しかしながら,そのメカニズムについては未だ不明な点が多い.【目的】年齢および性差から見た頚部食道運動機能の特徴を,新たに臨床応用した組織ドプラ法(Tissue Doppler Imaging: TDI)とHigh resoluti...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

雌雄ラット逆流性食道炎モデルにおけるエストロゲンの食道粘膜傷害に対する影響
眞坂 智寛(東北大・消化器内科)
【目的】食道腺癌は圧倒的に男性で多く、その要因の一つにバレット食道や逆流性食道炎の発生が男性優位であることが挙げられる。ヒトの食道胃接合部では、食物由来の亜硝酸塩から高濃度の一酸化窒素(NO)が発生し、雄ラットの逆流性食道炎モデルを用いた検討で、外因性のNO暴露が食道粘膜傷害を増悪させることが報告されている。これまで逆流性食道炎モデルを用いて雌雄間での検討を行った報告はなく、雌雄ラットの逆流性食道...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

喫煙・飲酒による食道癌細胞のCOX-2発現亢進・細胞増殖に与える女性ホルモンの影響
辻井 正彦(大阪大・消化器内科)
食道癌の死亡率は、喫煙者では非喫煙者に比べ約4倍、飲酒者では非飲酒者に比べ2倍、また女性では男性に比べ約6倍高い。一方で、食道癌を含む多くの消化器癌でcyclooxygenase-2(COX-2)の高発現が報告されており、COX-2の高発現により腫瘍細胞のアポトーシスの抑制や腫瘍増殖が亢進することが報告されている。喫煙、飲酒が消化器癌細胞の増殖に、女性ホルモンがその抑制に関わることは報告されている...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

血清ペプシノーゲン値の性差について
岸川 浩(東京歯大市川総合病院・消化器内科)
【目的】ペプシノーゲン(PG)の性差に関しては性差はないとする報告、PG-Iが男性で高いとする報告など様々で一定の報告はなく、またこれまでにピロリ菌感染症例、非感染例で分けて検討した報告はない。今回我々はPGに影響を与える酸分泌抑制剤やピロリ菌の除菌群を厳密に除外した集団をピロリ菌感染の有無で分類し、PGの性差に注目して検討したので報告する。【方法】対象は2007年から2011年に当科にて上部消化...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

H. pylori感染胃発癌モデルにおける胃粘膜免疫応答に対するエストロゲンの影響
大谷 昌弘(福井大附属病院・消化器内科)
【目的】胃癌の罹患率は男性が女性に比べて約2倍高く、疫学的検討では女性ホルモンが胃癌発症に対し予防的に作用する可能性が示唆されているものの、未だ一定の見解は得られてはいない。H. pylori(HP)感染INS-GASマウスは雄に有意に分化型胃癌が発症するモデルであり、我々はこれまでに卵巣摘出が胃粘膜のdysplasiaを促進し、その機序にエストロゲンが関与していることを報告した。H...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

食欲亢進ホルモングレリンの血中濃度における性差とその意義
石田 周幸(埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科)
【目的】食欲亢進ホルモンのグレリンは1999年、寒川らによって胃抽出物より発見された消化管ホルモンである。グレリンは食欲亢進作用以外に成長ホルモン分泌促進や心機能の改善、さらに胃蠕動運動亢進や胃酸分泌増加作用が認められる。しかし、グレリンの分泌機序については十分に解明されていない。近年、エストロゲンがその分泌に関与しているとの報告があり、エストロゲンによる食欲調節作用の可能性が示唆されている。演者...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

機能性ディスペプシアにおける性差
有沢 富康(金沢医大・消化器内科)
機能性消化管障害の性差に関しては古くより議論が存在する。我が国では、消化性潰瘍など上部消化管の器質的疾患の頻度は男性に多く、また保険制度の問題もあり、必然的に医療機関を受診する器質的疾患のない機能性ディスペプシア(FD)患者は女性の比率が高くなるが、実態は不明である。しかし、生理周期などにあわせて消化管症状を呈するなど女性特有の消化管症状が存在することも確かである(Hutson et al. Ga...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

虚血性腸炎発症における性差に関する検討
村山 洋子(市立伊丹病院・消化器内科)
【目的】虚血性腸炎は腸管粘膜の血流障害によって、粘膜面に潰瘍やびらんを生じる可逆性の病変である。虚血性腸炎の発症には血管側因や腸管側因子の関与とともに性差による成因の違いが存在している可能性が推測される。しかし、今まで性差に視点を置いた検討は十分になされていない。そこで今回我々は虚血性腸炎の発症因子と性差との関連についてretrospectiveに検討した。【対象と方法】H17年1月からH23年7...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

若年性大腸腫瘍における性差の検討
松本 健史(順天堂大・消化器内科)
【背景】疫学調査上大腸癌は男性が女性を上回っていることが指摘されているが、近年大腸癌の増加に伴い若年発生の癌が注目されており、その特徴、性差を明らかにするためaverage riskといわれる50歳以下を対象に大腸腫瘍の臨床病理学的検討を行った。【方法】当院で大腸内視鏡を施行された50歳以下の10119例をA群:30歳以下、B群:31~40歳、C群:41~50歳に分類し1)各群の被検者数に対する腺...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

当院30年間のA型急性肝炎における性差の検討
長田 成彦(東海大大磯病院・消化器内科)
【目的】私たちは当院30年間のA型急性肝炎の動向をまとめた。90年をピークに発症数の減少を認めること、2000年以降の海外旅行、男性の割合の増加、高齢化、肝機能の悪化、肝外合併症の増加がしてきていることを報告してきた。慢性肝炎に関してはエストロゲンの関与が報告されている。性差に関して急性肝炎に対する報告は無い。今回、30年のA型急性肝炎において性差による臨床症状の違いがあるのかどうか検討した。【方...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

肝癌の遺伝子変化および背景肝組織の男女差に関する検討
西田 直生志(近畿大・消化器内科)
【目的】慢性肝疾患による肝線維化の進展は肝癌のリスクであるが、性別や年齢も肝癌発症に関わり、男性は女性に比較して肝癌リスクが3~7倍と報告されている。今回、我々は、肝癌の遺伝子変化を男女別に解析し、さらに初発肝癌の臨床的背景、及び背景肝の状態を男女別に解析して、肝発癌における性差の影響を検討した。【方法】(1) 肝癌180例の臨床背景(年齢、肝炎ウイルスの有無、腫瘍径、分化度、背景肝の状態)を男女...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

肝癌、膵癌におけるアンドロジェンレセプターシグナリングの解析
神田 達郎(千葉大大学院・腫瘍内科学)
【目的】肝癌は男性優位に発症する. ほぼ全年齢層において男性の膵癌罹患者数が女性を上回っている. 男性ホルモンアンドロジェンレセプター(AR)は核内レセプターに属するリガンド依存性の転写因子で, 癌の進展に深く関わっている. 肝癌, 膵癌進展におけるAR活性化の役割を明らかにすることを目的とした. 【方法】(1) C型肝癌におけるHCVによるAR活性化を検討するため, アンドロジェン(DHT)の存...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

HCVタンパクはエストロゲンとPGC1αによる抗酸化機構を抑制する
富山 恭行(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】C型肝炎ウイルス(HCV)関連肝発癌には酸化ストレスが関与するとともに性差(男性優位)が存在する。そこでエストロゲンがHCV起因性ミトコンドリア障害・酸化ストレスに及ぼす影響について検討した。
【方法】4~6週齢の雌のHCVトランスジェニックマウス(TgM)とnonTgM(C57BL/6マウス)に対して卵巣摘出(Ovx)を行い,Ovx群とSham群の4群(TgM-Ovx, TgM-S...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差

飲酒による膵炎発症リスクにおける性差
粂 潔(東北大・消化器病態学)
【目的】急性膵炎、慢性膵炎ともアルコール性の占める割合が最も高く主要な成因である。近年、若い世代を中心とした女性飲酒者の増加が指摘されているが、全国調査でも女性患者におけるアルコール性急性および慢性膵炎の割合は上昇傾向にある。これまで女性の飲酒量と膵炎の危険性について詳細な検討はなされていない。本研究は膵炎と飲酒量の関連を性別に比較検討し、その性差を明らかにすることを目的とする。【方法】全国の日本...

第54回日本消化器病学会大会消化器疾患と性差