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検索結果は13件です。

糖鎖を用いた肝がん幹細胞の単離とその生物学的特性
三善 英知(大阪大大学院・機能診断科学)
【目的】癌幹細胞とは、自己複製能と多分化能、腫瘍形成能をもった細胞であり、抗癌剤や放射線治療に耐性をもつことから癌再発の原因とされている。従来CD133は癌幹細胞の分離・同定に有用なマーカーとされてきたが、近年CD133単独ではなく他のマーカー分子と併用した方がより効率的に癌幹細胞を分離できることが明らかになってきた(J.Clin. Invest. 120, 3326-39, 2010)。一方、糖...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

テトラサイクリン応答性HNF3β発現マウスiPS細胞の樹立
星川 淑子(鳥取大大学院・遺伝子医療学)
【目的】われわれは、間葉系幹細胞株にテトラサイクリン応答性HNF3β発現誘導系を構築し、これらの細胞が機能性肝細胞へ効率よく分化することを報告した。iPS細胞から機能性肝細胞への分化誘導においてもHNF3β発現誘導が有効であると期待される。本研究では、外来遺伝子のサイレンシングを回避するために、HNF3β発現誘導に必要な遺伝子群をマウスゲノムRosa26領域にノックインした。この結果、HNF3β発...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

DDCにより誘導される肝障害、肝前駆細胞、オーバル細胞増殖を介した肝再生、修復における核内受容体CARの役割
山崎 勇一(群馬大大学院・病態制御内科学)
【目的】肝臓は本来、さまざまなタイプの肝障害に反応して、再生修復する能力を備えている。この間再生能力が障害された時、成熟肝前駆細胞としてオーバル細胞が増殖し、肝再生、修復を促していると考えられている。オーバル細胞は肝細胞に分化し、障害された肝機能を回復させる。0.1%の3,5-diethoxycarbonyl-1,4-dihydrocollidine (DDC)を含有した食餌の供与はげっ歯類におけ...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

Noncanonical Wnt経路による肝幹/前駆細胞の分化制御
幾世橋 佳(東京医歯大・消化器病態学)
【目的】Wnt経路は、様々な臓器の幹細胞の分化/増殖に関与しているものの、Noncanonical Wnt経路が肝幹/前駆細胞にいかなる機能を有するかについては未だ不明である。本研究では、マウス胎仔肝臓由来の肝幹/前駆細胞の分化におけるNoncanonicalWnt経路の機能に関して検討を行った。
【方法】Noncanonical Wnt経路のリガンドとして代表的であるWnt5aに着目し、W...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

ヒト多能性幹細胞からの肝幹・前駆細胞分化誘導系の構築
紙谷 聡英(東京大医科学研究所・幹細胞治療研究センター)
【目的】肝臓や膵臓,小腸などの腸管は、発生過程において腸管からそれぞれに分化して各臓器へと発生する。各組織には共通の性質をもった幹細胞が存在すると考えられ、ヒト多能性幹細胞から内胚葉系に共通の幹細胞や各臓器特異的な幹細胞を誘導することは、将来の再生医療において重要な課題である。本研究では、ヒトiPS細胞から高い増殖能力を持つ肝幹・前駆細胞を誘導し、試験管内で増幅した後に機能的な肝細胞へと分化誘導す...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

肝虚血再灌流傷害におけるヒト脂肪由来幹細胞 homing effectの機序解明
齋藤 裕(徳島大・外科)
【目的】脂肪由来幹細胞 (ADRC) は、生体内投与後、虚血あるいは傷害組織に集積することが報告されている。今回我々は、肝切除(虚血再灌流)モデルヌードマウスにヒトADRCを投与した際、ADRCが残肝にhomingし肝傷害を軽減するという知見を得たので報告する。
【方法】6週齢雌性balb/c nu-nuマウスに15分全肝虚血下に70%肝切除(15 I/R+70%Hx)施行直後、ADRC(1...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

骨髄細胞頻回投与による肝細胞がん合併肝硬変症に対する修復再生・抗腫瘍療法開発のための基礎研究
高見 太郎(山口大附属病院・検査部)
【目的と目的】これまで我々は、肝細胞がんのない非代償性肝硬変症に対して「自己骨髄細胞投与(ABMi)療法」を多施設臨床研究として行い、その有効性と安全性を明らかにしてきた。しかし肝硬変症は高発がん状態であるため、「肝修復再生作用と発がん抑制とを併せ持つ新たな骨髄細胞療法」を開発する必要がある。そこで今回、骨髄細胞頻回投与の肝発がんへの関与をマウスモデルで検討した。...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

障害時肝再生と肝癌におけるNucleosteminの役割
守護 晴彦(金沢大がん進展制御研究所・遺伝子・染色体構築, 金沢大大学院・恒常性制御学)
【目的】本研究では組織幹細胞マーカーとして知られるNucleostemin(NS)が障害時の肝再生過程および肝癌増殖に必須であることについて検討した。【方法】成体マウスに70%肝切除やDDC食による肝障害を起こさせ、NSの発現を観察した。肝幹細胞/前駆細胞とNS発現との関係を評価する目的にNSプロモーター制御下にGFPを発現するNS-GFP Tgマウスを作成した。新生児肝および肝障害(DDC食)前...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

ヒト肝癌細胞由来T-cell factor-4 isoformによる低酸素耐性と腫瘍形成能制御
古賀 浩徳(久留米大・消化器内科, Liver Research Center, Brown University)
【背景】T-cell factor (TCF)-4はWnt/β-cateninシグナル伝達系の中枢転写因子である。最近、我々はヒト肝癌細胞株から14種類のTCF-4 isoformを単離してきた(Exp Cell Res 2011)。それらの中からSxxSSモチーフが欠落したisoform (J型)と、そのモチーフを有するK型のペアを得た。TCF-4 isoformが、その構造上の違いによって癌細...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

C型肝炎ウイルスによる肝癌幹細胞制御機構の解析
足立 雅之(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】癌においては、自己複製能と限られた範囲での分化能を有する癌幹細胞(cancer stem cell)と呼ばれる分画が存在し、腫瘍形成能・抗癌剤や放射線に対する抵抗性や転移に重要な役割を果たしていると考えられる。肝癌においてはCD133, Side Population, CD90, EpCAMが肝癌幹細胞のマーカーであることが報告されているが一定の結論は出ていない。一方、HC...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

肝癌幹細胞に対するエピジェネティック治療の可能性
鈴木 英一郎(千葉大大学院・腫瘍内科学)
【目的】ポリコーム遺伝子群(PcG)は、PRC1およびPRC2の2つの複合体を形成し、ヒストン修飾などのエピジェネティックな遺伝子発現制御を通して、正常幹細胞および癌幹細胞の自己複製制御分子として機能する。PRC2の主要な構成分子であるEZH2は、ヒストンH3K27のメチル化酵素活性を有し、PcG複合体による転写抑制の起点となるが、肝癌幹細胞における機能は十分に理解されていない。そこで今回、EZH...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

肝幹細胞/前駆細胞への遺伝子異常の蓄積が肝癌の発生に果たす役割
那須 章洋(京都大大学院・消化器内科学)
【目的】近年,癌組織においても正常細胞同様に癌幹細胞(cancer stem cell)を頂点とした階層構造の存在が示唆されるようになってきた。しかしながら,癌の発生起源となる細胞の由来やその出現に寄与するゲノム異常の生成機構については不明なままである。本研究では正常組織に存在する組織幹細胞や前駆細胞が形質転換することが癌発生の源であることを明らかにする目的で,遺伝子編集酵素activation-...

第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-

坪内 博仁(鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学)
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第53回日本消化器病学会大会肝疾患と幹細胞-炎症、再生、発癌まで-