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検索結果は6件です。

P-227 急性肝炎における肝萎縮の客観的評価法の検討
宮本康弘(岩手医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】急性肝炎における肝萎縮の客観的評価法としてCTによる肝容積計測(CTLV)とアシアロシンチグラフィー(GSA-S)の有用性を比較検討した.(対象と方法】2008 一 2010年に岩手医大消化器肝臓内科.に入院加療した急性肝炎51例のうち入院早期にCTLVおよびGSA-Sを施行した30例(うち昏睡発現6例)を対象としたCTLVでは標準粁容積に対する計測駐容積の比(CTLV/SLV)をGSA-...

第98回日本消化器病学会総会肝臓

P-228 急性発症した高齢自己免疫性肝炎の臨床病理学的検討
岩久章(東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】自己免疫性肝炎(A】:H)は確定診断に至る特異的指標がなく生化学検査に加え臨床背景と組織学的検討(HF)および既知要因を除外することで診断され.る.近年高齢A頂の報告例が増加している.診断に苦慮した高齢AIHについて診断における留意点を再検討した.【方法】当科にて確定診断をし得た70歳以上の急性発症をみたAm 5例(男2例女3例)を対象とした.1999 OP lnternational a...

第98回日本消化器病学会総会肝臓

P-229 慢性肝疾患における組織学的病勢病期とALT値との相関と乖離
石川智久(東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科)
1目的】慢性肝疾患(CH)では組織学的窒素は肝局所の病態を直接把握できるが経時的頻回な施行は困難である.正確な病勢病期はCHの予後に加え治療法選択においても肝要である.慢性C型肝炎(CHC)慢性B型肝炎(CHB)自己免疫性肝炎(AIH)における組織学的活動性(HA)と病期HAと血液生化学検査との関連性を検討した.【方法】当科にて肝生検を実施したCHC 233例(男性134例女性99例:52.9±1...

第98回日本消化器病学会総会肝臓

P-230 当院における症候性巨大肝嚢胞の検討
安達哲史(新松戸中央総合病院消化器・肝臓科)
1背景】症候性巨大肝嚢胞に対してエタノール注入療法塩酸ミノサイタリン注入療法エタノールアミン(EO)による硬化療法等が行われているがそれぞれの治療法における長期経過や再治療の有無についての報告は少ない.【方法1平成19年4月から平成22年10月に当院で症候性巨大肝嚢胞と診断し治療後1年以上経過観察し得た7例を対象とし主訴治療前の肝嚢胞径治療後の肝嚢胞径治療1年後の肝嚢胞径治療法と再治療の有無につい...

第98回日本消化器病学会総会肝臓

P-231 アメーバ性肝膿瘍診断におけるアメーバ抗原(接着因子)検査の有用性の検討
小川智(神戸市立医療センター中央市民病院消化器内科)
【目的】我が国のアメーバ赤痢感染症の報告数は増加傾向である.一宿にアメーバ性肝膿瘍の診断には血清抗体が用いることが多いが発症早期では偽陰性症例が少なからず存在し膿蕩穿刺液の鏡検も感度に限界があり早期診断が困難な例も多い.また診断治療の遅れにより時に重症化する.こともある.当院では以前からアメーバ性肝膿瘍の診断に膿癌穿刺液の鏡検に加えて通常腸管アメーバ症の診断に用いられるアメーバ抗原検査を行っており...

第98回日本消化器病学会総会肝臓

P-232 動脈塞栓術を施行した腹部内臓動脈瘤の21例の検討
 
【はじめに】腹部内蔵動脈瘤は従来まれな病態と考えられていたが画像診断の進歩により発見率が上昇している.様々な動脈に発生し存在部位に関わらず増大し破裂すると大量出血を来し死亡率の高い疾患である.腹部内蔵動脈瘤に対する治療は径カテーテル的動脈塞栓術(TAE)が広く行われるようになっている.今回我々は当院にて経験した腹部内臓動脈瘤に対し動脈塞栓術を施行した21例について検討したので報告する.【方法119...

第98回日本消化器病学会総会肝臓