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検索結果は5件です。

O-006 stage IV胃癌における治療前CRP値の意義
 
【目的】StagelV胃癌の治療は化学療法が中心となると考えられる.しかし.原発巣増大による通過障害あるいは出血による貧血は化学療法の維持を困難とするため胃切除を必要とする場合がある一方t手術により全身状態が低下し化学療法が困難となり病状がかえって進行することがある。StagelV胃癌において治療前に予後を予測できる因子があれば切除後化学療法に移行できるか、あるいは化学療法を先行させるべきかの判断...

第98回日本消化器病学会総会分子生物学II

O-007 胃生検切片Array-Based Comparative Genomic Hybridization(aCGH)による胃癌病態の推定
 
【目的】通常胃癌生検切片の病理診断においては病変局所の組織学的情報が得られこれと他の臨床所見や過去の症例での統計学的情報を組み合わせる事により治療方針の決定や予後の推定が行われている.一方癌組織におけるDNAコピー数異常が癌の病態と関連する事は良く知られておりarray-based comparative genomic hybridization(aCGH)が開発されている.演者らはaCGHミニ...

第98回日本消化器病学会総会分子生物学II

O-008 臨床検体を用いた胃癌のバイオマーカー検索
 
【目的】われわれは胃癌組織および近接正常胃粘膜の凍結検体から抽出した皿RNAよりcDNAバンクを構築しバイオマーカーの検索を行って来た.これまでの成果を報告する.【方法】胃癌切除後5年以上経過した227例を対象にした.内訳はStage IB/II/皿/IVが29f66/103/29例Intestinal type105例T diffuse type122例であった.また術後フッ化ピリミジン系抗癌剤...

第98回日本消化器病学会総会分子生物学II

O-009 mafK遺伝子*910T>Cの胃炎への関与
 
小Maf群因子は酸化ストレス応答をはじめとする様々な生命現象を制御している.今回は小Maf群因子のうちmafK遺伝子に注目し3LUTRに存在するrs3735656(*910T>C)の胃粘膜炎症への関与につき検討した.【方法1 stockされたDNAのうち胃腫蕩性病変を有さない402例を対象とした.358例で組織学的胃炎を118例で血清ペプシノーゲン(PG)値を135例でreal-time PCR法...

第98回日本消化器病学会総会分子生物学II

O-010 胃癌症例の背景胃粘膜のCOX-2DNAメチル化の検討
路川陽介(聖マリアンナ医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】シクロオキシゲナーゼ(以下COX)は胃粘膜防御機構や発癌への関与が指摘されている.COX-2は実験潰瘍において潰瘍治癒に重要である.またCOX-2選択的阻害剤は胃癌内視鏡治療後の異所性再発を予防する.COX-2のプロモーター領域にはCpG islandが存在しepigeneticな発現制御を受ける可能性がある. H.pylori(以下HP)感染は胃粘膜で様々な遺伝子のDNAメチル化を誘導す...

第98回日本消化器病学会総会分子生物学II