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検索結果は5件です。

liquid biopsyによるreal time assessmentを利用したEGFR阻害剤rechallenge療法
原 絵津子(日本医科大学千葉北総病院消化器外科)
【背景】Irinotecan/Cetuximabが6ヶ月以上奏効し,その後にPDが確認された症例に対するCetuximab再投与(rechallenge)が約50%の症例に奏効することが報告された.無効例ではCetuximab投与によりKRAS変異クローンが増加したことが耐性機序の一つと考えられる.これまでは転移巣から繰り返し生検を採取することは困難なため,KRAS変異型クローンの増加を知ることは...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法2

進行・再発大腸癌に対する抗EGFR抗体薬のrechallenge症例の治療成績
神原 健(公立学校共済組合中国中央病院外科)
【目的】KRAS野生型進行・再発大腸癌に対し,初回の抗EGFR抗体薬併用療法により腫瘍制御が得られた症例においては,治療が不応後も一定の間隔をおけば抗EGFR抗体薬のRechallengeが有用な可能性がある.そこで我々は多剤耐性となった大腸癌症例に抗EGFR抗体薬(Cetuximab,Panitumumab)によるrechallenge治療を行い,その有用性を検討した.【方法】1次~3次治療で,...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法2

大腸癌化学療法の治療選別における問題点
浜本 康夫(慶應義塾大学病院腫瘍センター)
【背景】大腸癌治療の多様化に伴い治療方針の決定には個々の病状に応じて適切に選別する必要がある.ESMOガイドラインでは治療に影響を及ぼす因子を利用し治療決定する試みを提唱している.しかしながら主観的因子を含んでいるため運用には問題点も多い.【目的】ESMOグループ分類の問題点を明らかにする.【方法】2011年7月より2012年9月までに当科を受診し化学療法を考慮した進行大腸癌をレトロスペクティブに...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法2

大腸癌化学療法症例における口腔管理の実態の検討
那須 淳一郎(岡山大学病院消化器内科)
【背景】近年,口腔合併症を予防することで患者のQOL向上を図る側面から,様々な医療の場で歯科的な介入の重要性が認識されている.2012年4月診療報酬改定で,がん患者等の周術期等における歯科医師の包括的な口腔機能の管理等が「周術期口腔機能管理」という保険診療上の項目で評価されるようになった.岡山大学病院では医療支援歯科治療部が2011年4月に稼働を始め,がんの放射線療法または化学療法の際の口腔粘膜炎...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法2

大腸癌治療と成人病予防
栗山 翔(日本医科大学消化器外科)
【背景】がんが治癒する時代となったが,患者の高齢化が進み,生活習慣病の罹患率が高まるという新たな問題が生じた.我々はこれまでに消化器癌手術後の栄養管理の重要性について報告し,体重管理のみならず骨格筋量を維持することで,術後の補助化学療法の完遂率が高まり,再発後の化学療法のTTFが改善するため,外来でのNST活動が重要であることを報告してきた.しかし治癒切除を行った大腸癌患者では術後に骨格筋量が低下...

第100回日本消化器病学会総会大腸癌 化学療法2