セッション

検索結果は3件です。

MRエンテログラフィーを用いたクローン病粘膜治癒評価の試み
南木 康作(慶應義塾大学医学部内科学教室消化器内科)
【背景】近年クローン病治療において腸管の粘膜治癒が長期予後に寄与することが報告され,治療目標として粘膜治癒の重要性が指摘されている.また腸管粘膜評価の方法として近年CTやMRIを用いた腸管評価法が注目されている.今回我々はクローン病患者に対するMRエンテログラフィー(MRE)の病変検出率,病変の特徴などを検討し,腸管病変評価法としての有用性について検討を行った.【方法】当院通院中のクローン病患者で...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断

血管造影による大腸憩室出血の診断と治療に関する検討
杉山 宏(木沢記念病院消化器科)
【目的】大腸憩室出血の内視鏡診断は内視鏡先端に装着した透明フードを憩室周囲に軽く押し当て吸引し憩室を反転,観察することで高率に診断できることを報告してきたが,時に大量出血例や内視鏡的止血術抵抗例を経験する.そこで,血管造影(Angio)によって診断と治療を試みた憩室出血例について検討を試みた.【対象と方法】153例の憩室出血のうち緊急Angioを施行した13例を対象にその診断,治療成績,偶発症,長...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断

血便を伴う急性大腸炎における腹部CT検査の有用性の検討
坂本 直美(高崎総合医療センター消化器病センター内科)
【目的】血便を伴う急性大腸炎には虚血性腸炎,感染性腸炎,抗生物質起因性腸炎などが挙げられる.診断目的に緊急内視鏡検査を施行することが多いが,炎症極期の検査は侵襲性が高く患者にも医療従事者にも負担が大きい.また特徴的な内視鏡所見に乏しく必ずしも確定診断につながらない.これらの疾患を鑑別するために腹部CT検査(以下CT)が有用か検討する.【方法】2010年1月から2012年8月までに当センターで経験し...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断