セッション

検索結果は4件です。

直腸型潰瘍性大腸炎と遺伝子多型との関連
小坂 俊仁(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院内科)
【目的】今回,直腸炎型潰瘍性大腸炎患者の病態を解明するため,炎症・酸化ストレスと関連する遺伝子多型と直腸炎型潰瘍性大腸炎との関連を検討した.【方法】2004年4月から2012年9月までに当院に通院している潰瘍性大腸炎134名を対象とした(直腸炎型23名,左側大腸炎型+全大腸炎型111名).直腸炎型と左側大腸炎型および全大腸炎型で臨床因子を比較検討した.また直腸炎型と他の病型についてNQO1C609...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 4

クローン病に対するInfliximab療法における炎症性サイトカイン動態―IL-6と疾患活動性との関連―
千葉 俊美(岩手医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】我々はTNF-α抗体薬投与により血清IL-6が低下することを報告している(Hepato-Gastroenterology 2011;58:1523,JDDW2012).今回,血清IL-6に注目し,IFX投与によるクローン病(CD)患者の治療効果と血清IL-6の関連を検討した.【対象】CD患者35例(男性22例,女性13例,平均年齢31.9歳)を対象とした.病型は小腸型10例,小腸大腸型21...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 4

潰瘍性大腸炎術後回腸嚢炎における初回発症時期と重症度の関連
大北 喜基(三重大学消化管・小児外科)
【背景】潰瘍性大腸炎術後の回腸嚢炎は,QOLを低下させる要因の一つである.初回発症時期は1年以内が多いとされているものの,初回発症時期と重症度の関連についてこれまで検討されていない.【目的】当施設で大腸全摘回腸嚢肛門吻合術が施行された症例において,1年以内に発症した早期発症回腸嚢炎と1年以降に発症した晩期発症回腸嚢炎を比較し,早期および晩期発症回腸嚢炎の特徴について報告する.【方法】2000年10...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 4

潰瘍性大腸炎若年発症例の臨床的検討
川岸 加奈(北里大学東病院消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)若年発症例の臨床的特徴を明らかにする.【方法】20歳未満の若年でUCを発症し,当院で入院加療歴や1年以上の外来通院歴がある146例(男性83例,女性63例)を対象とし,背景因子や臨床経過,治療内容などについて検討した.【結果】1)UC診断時の平均年齢は17.8±3.0歳(8~19歳),当院初診時の平均年齢は19.4±4.8歳であった.若年発症例は全UC症例(1353例)...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 4