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検索結果は4件です。

HCVゲノタイプ別のC型慢性肝炎における末梢血清中リポ蛋白の検討
關 伸嘉(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター消化器・肝臓内科)
【目的】慢性HCV感染における末梢血中リポ蛋白プロファイルがHCVゲノタイプにより異なるか明らかにする.【方法】対象はIFN治療中でない慢性C型肝炎125例(HCV-G1b 97例,G2 28例;年齢61.0±13.1歳;男性48例,女性77例)で,空腹時末梢血清中リポ蛋白を高速液体クロマトグラフィー(LipoSEARCH)により粒子サイズ別にCM,VLDL,LDL,HDLに4分画後,13亜分画に...

第99回日本消化器病学会総会肝炎 他

慢性C型肝炎患者における肝線維化進展とインスリン関連指数の関係
相原 洋祐(奈良県立医科大学第3内科)
【目的】慢性C型肝炎(CHC)患者において耐糖能障害を有すると肝線維化が早く進行することが報告されている.我々はこれまで基礎的検討においてインスリン抵抗性(IR)が肝線維化を促進することおよびCHC患者で糖尿病(DM)に至る前の境界型(IGT:impaired glucose tolerance)の段階で血清肝線維化マーカーが上昇していることを報告してきた.今回は75gOGTTによる耐糖能障害分類...

第99回日本消化器病学会総会肝炎 他

オステオアクチビンは慢性肝疾患の進展マーカーとして有用である
椨 一晃(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科消化器疾患・生活習慣病学)
【目的】オステオアクチビン(OA)はマクロファージや抗原提示細胞に発現し,炎症のフィードバック調節因子として作用している.我々は障害肝の修復期に壊死巣周囲に集簇するOA発現マクロファージがその再生・修復に重要な役割を果たしていることを見出した(Kumagai K, et al.投稿中).今回我々は,良性肝疾患(BLD)例における血清OA濃度を測定し,慢性肝疾患の進展過程における意義と肝発癌との関連...

第99回日本消化器病学会総会肝炎 他

アルコール性肝炎重症度スコア(Japan Alcoholic Hepatitis Score)の有用性の検証
堀江 義則(国際医療福祉大学山王病院消化器内科)
【背景】一部のアルコール性肝炎(AH)では,禁酒しても肝腫大が持続する例がある.我々は,消化管出血,感染症,腎不全,DICなどの合併症が予後に大きく関与しており,合併症を起こす前に治療介入を行うことが重要である.しかし,血漿交換(PE),白血球除去療法(GMA),ステロイド投与,透析(HD)などの施行率は依然として低い.本邦におけるAHの重症度スコア(アルコール医学生物学研究会編,Japan Al...

第99回日本消化器病学会総会肝炎 他