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検索結果は5件です。

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)における非侵襲的な病態評価のための新しいツール―Proton MRSとFibroscan―
磯辺 智範(筑波大学医学医療系)
【目的】非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病態評価は,血液検査値が主な指標となるが,症例によっては,肝生検の侵襲的な検査が必要な場合も多い.本研究では,NAFLDにおける新たな非侵襲的な病態評価ツールとして,M-IHL,IMCL,ECMLのそれぞれと有意な正相関を示した.Proton MRSとFibroscanが有用であるかについて検討した.
【方法】対象は,NAFLDと診断した37...

第99回日本消化器病学会総会肝画像

慢性肝疾患における非侵襲的線維化評価法としてのreal-time tissue elastographyを用いたLiver Fibrosis Indexの有用性
留野 渉(横浜市立大学附属病院消化器内科)
【目的】多くの非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のなかから,肝生検を行うべき非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を効率よく的確に拾い上げるために,非侵襲的な画像撮像法の確立が望まれている.今回我々は,非侵襲的な線維化評価法としてのreal-time tissue elastography(以下RTE)を用いたLiver Fibrosis Index(以下LF Index)の有用性について,NA...

第99回日本消化器病学会総会肝画像

肝硬度と門脈圧亢進症評価におけるReal-time tissue elastographyとTransient elastographyの比較
広岡 昌史(愛媛大学大学院先端病態制御内科学)
【背景】本年より肝硬度測定においてTransient elastography(TE)が保険収載され今後普及が見込まれている.一方でReal-time tissue elastography(RTE)やARFIなど他の測定装置により硬度測定は可能であるが,その利点と欠点は明らかにされていない.【目的】RTEとTEにより肝・脾硬度測定を行い,その測定値を比較することによりRTEとTEの利点と欠点を明...

第99回日本消化器病学会総会肝画像

Shear Wave Elastographyによる肝硬度測定の意義
濱田 晃市(総合南東北病院消化器科)
【目的】線維化評価法として,超音波による剪断弾性波を測定するElastographyにはTransient Elastography(TE)とVirtual Touch Tissue Quantification(VTTQ)及びShear Wave Elastography(SWE)があり,SWEは超音波ビームを連続照射,組織内に異なるfocusを形成し,Ultra Fast Imagingにて数...

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腹部CT検診の有用性~肝胆膵を中心に~
鯵坂 秀之(石川県予防医学協会)
【はじめに】腹部内臓検診には超音波検査(以下US)が広く利用されているが,CTも追加されることがある.今回,肝胆膵検診におけるCTの有用性を検討した.【対象と方法】2006年4月~2012年3月に検診として腹部USおよび腹部CTの両方を施行されたのべ370例(実症例数222人,初回平均年齢51.7歳,男:女=175:47)を対象とし,肝胆膵疾患を中心に比較した.【結果1】肝SOLは74例(嚢胞61...

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