セッション

検索結果は4件です。

抗血栓薬内服症例における胃ESD後出血に対するリスク因子とその治療戦略
竹内 利寿(大阪医科大学消化器内科)
背景:脳血管疾患や心臓病の増加に伴い,抗血栓薬内服症例に対する内視鏡検査も度々経験される.近年,生検などの低侵襲な処置では,抗血栓薬を中止せずに行っても後出血のリスクは低いことが示されている.しかし内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの高侵襲な処置に対しては一定の見解はない.目的:抗血栓薬内服症例に対する胃ESD後潰瘍からの後出血のリスク因子を明らかにし,その予防法を検討する.方法:胃腫瘍に対して...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 2

当院での胃内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後出血に関する検討
藤井 宏行(亀田総合病院消化器内科)
【目的】当院での胃内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後出血の特徴およびリスク因子を明らかにする事.【方法】2003年5月21日~2012年6月14日までの間に当院で胃腫瘍性病変に対して施行した850症例947回のESDを対象とした.後出血発生率,後出血発症までの期間,輸血を後出血のリスク因子(年齢・性別・長軸部位[U/M/L]・短軸部位[小弯側/それ以外]・切除切片径・切除時間・基礎疾患[呼吸器疾患...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 2

ESD後人工潰瘍に対するエソメプラゾール投与期間の検討
小馬瀬 一樹(山梨大学第一内科)
【目的】ESD後人工潰瘍において酸分泌抑制薬を一般的な治療薬として用いているものの,その投与期間においては一定の見解は得られていない.PPIの2週間投与で潰瘍治癒率,有害事象発現率ともに8週間投与と比較し差を認めなかったという報告がある一方で,超大型の病変であったとしても4週目までに潰瘍面積が術直後の50%程度まで縮小することも確認されている.また,術後4週目の潰瘍の治癒率に対するPPIとH2RA...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 2

ESD後瘢痕部隆起に関する検討
森畠 康策(和歌山県立医科大学第二内科)
【背景】胃腫瘍性病変に対する内視鏡治療後の潰瘍瘢痕部に隆起性肉芽を形成すること(以下,瘢痕部隆起)はしばしば経験する.しかし,瘢痕部隆起は治療後潰瘍の瘢痕化直後に一時的な隆起をきたすものの平坦化していくことも多い.瘢痕部隆起が消失しない場合,原疾患の再発との鑑別を要することがあり,今回演者らは,この瘢痕部隆起に関する背景因子についてレトロスペクティブに検討した.【対象と方法】2002年2月から20...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 2