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検索結果は4件です。

当院における胆道癌の重複癌の検討
日比野 賢嗣(国立病院機構大阪医療センター消化器内科)
【目的】近年,診断技術・治療成績の向上によって胆道癌に重複癌が発見される機会が増加している.胆道癌と他臓器癌を発症した症例の臨床的特徴を検討した.【方法】2000年4月から2013年3月までに当院で胆道癌(肝内胆管癌は含まない)と診断された278例のうち,重複癌を認めた32例(11.5%)を検討した.【結果】胆道癌診断時の年齢(中央値)は71.5歳,男女比は24:8で男性が多かった.三重複癌が4例...

第100回日本消化器病学会総会胆道癌 診断

胆管癌切除症例における術前進展度評価についての検討
志谷 真啓(札幌医科大学消化器免疫リウマチ内科学講座)
<目的>当院での胆管癌切除例にて,病変の局所進展に関する術前の評価項目について,術後の病理所見・治療成績の観点から検討する.<対象と方法>1994年から2013年までに当院にて治療を受けた胆管癌症例で,データ集計可能であった94例について後方視的に検討した.<結果>胆管癌94例中,切除は69例で切除率73.4%,治癒切除率は73.6%,5年生存率は30.0%,MST46.2ヶ月であった.各Stag...

第100回日本消化器病学会総会胆道癌 診断

経乳頭的胆嚢胆汁細胞診の検討
村上 冴(神戸大学大学院肝胆膵外科)
【目的】胆嚢癌は予後不良な疾患であり外科切除が唯一の治療方法である.しかし画像検査において,胆嚢腺筋症や胆嚢炎,胆嚢ポリープといった様々な良性疾患と鑑別困難なことも少なくない.我々は術前検査として経乳頭的胆嚢内胆汁細胞診を施行しており,その有用性について検討する.【方法】2007年1月から2013年3月の間に,術前胆汁細胞診を施行し,切除した胆嚢疾患46例を対象として,retrospectiveに...

第100回日本消化器病学会総会胆道癌 診断

肝腫瘤に対する超音波内視鏡下穿刺吸引組織診(EUS-FNA)の有用性の検討
関根 匡成(愛知県がんセンター中央病院消化器内科)
【目的】超音波内視鏡下穿刺吸引組織診(EUS-FNA)は現在,悪性腫瘍の確定診断・病期診断など治療方針の決定において重要な手段となっている.膵腫瘍,縦隔領域では第一選択として用いられているが,肝領域に関しては経皮的アプローチが第一選択とされ,EUS-FNAによる肝腫瘤性病変の診断に対しての報告は散見されるのみである.今回,肝腫瘤性病変に対するEUS-FNAの有用性について検討した.【対象・方法】2...

第100回日本消化器病学会総会胆道癌 診断