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検索結果は5件です。

切除不能膵癌に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検検体を用いたgemcitabine感受性予測因子の検討
江藤 和範(苫小牧市立病院消化器内科)
【目的】切除不能膵癌に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)検体を用いて,gemcitabine(GEM)感受性予測因子の検討を行うこと.【方法】2007年8月より2010年9月までの間に当院で施行したEUS-FNA 315例のうち,切除不能膵癌(腺癌)と確定診断した71例を対象とした.そのうち,56例はGEMによる治療をうけ(GEM治療群),残り15例は無治療であった.EUS-FNA...

第99回日本消化器病学会総会膵臓 診断

膵腫瘤の良悪性の鑑別における造影ハーモニックEUS+EUS-FNAの有用性―造影EUS/EUS-FNAのMeta解析を含めて―
斉藤 紘昭(順天堂大学消化器内科)
【目的】膵腫瘤の良悪性の鑑別における造影EUS,EUS-FNAのMeta解析および造影EUS+EUS-FNAの有用性を検討した.【方法】膵腫瘤の診断目的に造影EUSまたはEUS-FNAを行った英文原著28論文,4325例および自験例106例について膵癌に対する正診率を検討した.【成績】造影ハーモニックEUS 3186例のMeta解析では,pooled sensitivity 92%(95% CI,...

第99回日本消化器病学会総会膵臓 診断

当院におけるinterventional EUS導入後の成績と今後の課題
三長 孝輔(日赤和歌山医療センター消化器内科)
【背景と目的】当院では2011年1月よりコンベックス型EUS(オリンパスEU-ME1,UCT260)を整備し,interventional EUSを導入した.導入に当たっての問題点及び成績について検討した.【対象と方法】2011年1月から2012年8月までにinterventional EUSを施行した74例のうち,胆膵疾患を対象とした59例(FNA52例,治療7例)を遡及的に検討した.【結果】F...

第99回日本消化器病学会総会膵臓 診断

当院におけるInterventional EUSの現状
石川 英樹(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター)
【目的】Interventional EUSの現状および成績を報告する.【対象】2008年1月~2012年9月で当センターで施行したEUS-FNA 131例中,胆膵疾患は60例,内訳は1)診断的EUS-FNAを施行した40例と2)治療的EUSを施行した20例(EUS-BD:9例,EUS-CD:9例,EUS-PD:1例,EUS-CPN:1例)【適応と方法】当センターでの適応は1)画像診断で鑑別困難な...

第99回日本消化器病学会総会膵臓 診断

EUS-FNA導入初期施設での診断率向上を目指した検体取り扱いの工夫
井上 匡央(岐阜県立多治見病院消化器内科)
【目的】当院ではEUS-FNAを2008年より本格導入しているが,他施設と比較し十分な成績ではなかった.病理部門の人員が少なく迅速細胞診は行うことが出来ないが,病理部と協議を繰り返し,診断能向上のため2012年4月より新たな検体処理法を導入したため,その有用性について検証した.【方法】対象は2012年3月までにEUS-FNAを施行した前期群85例,病理検体の取り扱いを改善した2012年4月から8月...

第99回日本消化器病学会総会膵臓 診断