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検索結果は5件です。

切除不能膵癌に対するEUS-FNA導入前後の内視鏡的細胞診の成績を検証する
石田 祐介(久留米大学内科学講座消化器内科部門)
【目的】当院における切除不能膵癌に対するEUS-FNA導入前後の内視鏡的細胞診の診断能を検証し,診断アルゴリズムの妥当性を明らかにする.【対象および方法】2002年~2013年3月に当院で診断をおこなった切除不能膵癌267例を対象とした.内視鏡的細胞診は,EUS-FNAを本格導入した2007年以前は全例経乳頭的細胞診(胆汁・膵液の吸引採取,擦過細胞診のいずれかを施行)を行っていたが,2007年以降...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 2

EUS-guided through-the-needle biopsy(EUS-TTNB):確実な組織検体採取への試み
中井 陽介(東京大学消化器内科)
【目的】EUS-FNAにおいて,良悪性診断には穿刺が容易な細径針でも高い診断能が報告されているが,AIPや悪性リンパ腫など免疫染色が必要な疾患では19G針による組織診の有用性が知られている.また近年進歩が著しい胆膵癌の化学療法においても今後個別化治療が実現化すると,より大きな組織検体が必要となることが予想される.今回,より確実な組織検体採取を得ることを目的に,19G針に挿入可能な細径生検鉗子を用い...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 2

EUS-FNAによる膵・胆道癌術後再発の診断能
矢根 圭(手稲渓仁会病院消化器病センター)
【背景と目的】膵・胆道癌に対する切除術後の経過観察において,画像検査や腫瘍マーカーのみでは再発の確定診断が困難な例を経験する.また,膵・胆道癌に対して抗腫瘍効果が高い一方で有害事象も少なくない化学療法のレジメンが導入されており,組織学的診断の必要性が高まっている.今回,EUS-FNAによる膵・胆道癌術後再発の診断能についてretrospectiveに検討する.【対象と方法】対象は2013年8月まで...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 2

当院における逆刃付側孔を有するEUS-FNA針の診断能の検討
井上 匡央(岐阜県立多治見病院消化器内科)
【目的】最近EUS-FNAにおいて,検体採取量の向上を目的に逆刃付きの側孔を有する穿刺針が開発された.この穿刺針の有用性を評価するため従来の側孔無しの穿刺針と診断能を比較検討した.【対象】2012年4月から2013年9月までに当院でEUS-FNAを施行した106例を,側孔付群52例(膵腫瘍19例,SMT14例,リンパ節10例,他9例),側孔無群54例(膵腫瘍22例,SMT12例,リンパ節14例,他...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 2

逆刃付側孔を有するEUS-FNA針の膵腫瘍,粘膜下腫瘍に対する診断能
岩井 知久(北里大学東病院消化器内科)
【背景と目的】超音波内視鏡下吸引穿刺生検法(EUS-FNA)は,膵腫瘍,粘膜下腫瘍,リンパ節等に対する病変のサンプリングのために広く行われ,診断能向上のために穿刺針の径や穿刺回数などの検討がこれまで多くなされてきた.昨年から日本で使用可能となった逆刃付の側孔を有するProCore針(Cook medical社)はいわゆる“引き切り”の有効性が期待される穿刺針でありその診断能をretrospecti...

第100回日本消化器病学会総会膵 EUS 2