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腸型IPMNの術前画像所見の特徴とその予測診断能の成績
石井 清文(千葉大学消化器内科)
【目的】IPMNの組織亜型分類は予後や悪性率など臨床像と密接に関連する.従って術前に組織亜型分類が可能となれば予後の予測や悪性診断に有用でIPMNの治療方針決定に役立つ.本研究では腸型IPMNの術前画像所見の特徴を明らかにし術前亜型診断に応用することを目的とした.【方法】対象は2006年12月から2013年2月に当院及び関連1施設で術前に超音波内視鏡(EUS)及びCTを施行したIPMN外科切除例連...

第100回日本消化器病学会総会膵 IPMN 3

浸潤部の組織型からみたIPMN由来浸潤癌の予後と補助化学療法の適応
畠 達夫(東北大学肝胆膵外科)
【背景】IPMN由来浸潤癌では浸潤部の組織型が管状線癌(tub)か粘液癌(muc)かで予後が異なるが,予後因子と補助化学療法の適応については十分な検討がなされていない.【目的】IPMN由来浸潤癌の予後因子と補助化学療法の適応を明らかにする.【対象と方法】2000年から2013年5月まで当科で切除したIPMN由来浸潤癌25例中,残膵全摘2例と予後追跡不能な1例を除外した22例を対象とした.浸潤部の組...

第100回日本消化器病学会総会膵 IPMN 3

分枝型IPMN 766例の臨床経過から見る由来癌および併存癌の出現状況
北川 翔(札幌厚生病院第2消化器科)
【目的】分枝型IPMNの癌化率およびその出現状況を明らかにする.
【方法】当院での2001年から2012年における分枝型IPMNのうちMRCPで膵管との交通が確認できる嚢胞径10mm以上の766例を対象とし,その臨床経過についてretrospectiveに検討した.
【結果】初診時の段階でIPMCへの進展を疑われ切除となった例が10例(うち3例は病理でIPMA),非切除となった例が9例...

第100回日本消化器病学会総会膵 IPMN 3

手術例から観たIPMN由来浸潤癌の予後予測因子の検討
竹中 完(神戸大学消化器内科)
[背景・目的]IPMN由来浸潤癌は通常型膵癌と比べ比較的予後が良好である事が報告されているが,その予後に関わる因子に関しては明らかでない.今回我々はIPMN手術例の予後を調査し予後予測因子の検討を行った.[対象]2001年4月から2012年10月までに旧guidelineに則って当院で手術が行われたIPMN症例101例(現guidelineに則り主膵管型/混合型/分枝型:16/45/40例)を対象...

第100回日本消化器病学会総会膵 IPMN 3

IPMN手術症例における術後経過と他臓器併存腫瘍について
織田 典明(富山県立中央病院内科)
【目的】IPMN手術症例における術後経過と他臓器併存腫瘍について検討した.【対象と方法】2007年8月から2013年3月までに当院で切除したIPMN30例を対象とした.男女比21:9,平均年齢71.3歳,主膵管型:分枝型:混合型=2:11:17.平均術前観察期間820日(32-4385),平均術後観察期間1016日(38-1957).病理結果別の術後経過および他臓器併存腫瘍の有無について検討した....

第100回日本消化器病学会総会膵 IPMN 3