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検索結果は5件です。

食道静脈瘤における内視鏡的静脈瘤硬化療法の穿刺回数と血栓効果との関連
高橋 正憲(さいたま赤十字病院消化器内科)
【目的】内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)は食道静脈瘤(EV)に対する有効な治療法であるが,複数回の穿刺に伴う入院期間の長期化が問題となる.今回当院でのEISの成績を明らかにし,穿刺回数と治療効果,背景因子との関連について考察した.【方法】EV合併肝硬変29例(予防12,待機17)を対象とし,全例治療前に超音波内視鏡(EUS,細径プローブ,20MHz)を施行した.EISの際には,内視鏡装着バルーン(...

第100回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症1

肝予備能からみたバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)の有用性
富山 恭行(川崎医科大学肝胆膵内科学)
【目的】バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)は一般的にはChild-Pugh(C-P)Cは適応外とされている一方で,肝予備能改善効果も報告されている.今回当科で経験したB-RTO症例の治療成績を解析し,B-RTO後の肝予備能への影響から治療適応について検討することを目的とした.
【方法】2000年から2013年までの期間でB-RTOを施行した41例のうち,治療完遂例かつ6ヵ月以上...

第100回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症1

バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)にて治療した門脈大循環シャントを有した肝性脳症の検討
姫野 愛子(大阪警察病院内科)
【目的】バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(balloon-occluded retrograde transvenous obliteration,以下BRTO)は,胃静脈瘤や門脈大循環シャントに伴う肝性脳症の治療に対して広く行われてきている.今回,当院においてBRTOにて肝性脳症を治療した症例に関し検討したので報告する.
【対象】2008年より肝性脳症の治療にBRTOを施行した肝硬変患者...

第100回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症1

TIPSによる食道静脈瘤内視鏡像の変化
福田 健(日本医科大学消化器内科学)
【背景】TIPSは難治性食道静脈瘤破裂の止血および食道静脈瘤破裂の待期的治療として有効とされている.【目的】TIPSによる門脈圧低下が食道静脈瘤内視鏡像へ及ぼす効果を明らかにする.【対象】各種適応にてTIPSを施行し術前・1週後・4週後に内視鏡検査を行いえた肝硬変41例.TIPSの適応は食道静脈瘤破裂が33例,難治性腹水4例,その他4例であった.【方法】食道静脈瘤内視鏡所見についてはF因子とRCサ...

第100回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症1

成因別にみた難治性腹水血行動態とTIPS治療成績:C型肝硬変とアルコール性肝硬変の比較
張本 滉智(日本医科大学消化器内科学)
【目的】肝硬変の成因の相違が,難治性腹水の血行動態やTIPSの治療成績に影響を与えるか否かについての報告は今までなく,今回の目的はこれを明らかにする事である.【方法】当科にて難治性腹水を適応としてTIPSを施行したC型肝硬変例(34例)とアルコール性肝硬変(28例)を後ろ向きに解析し,患者背景と血行動態,TIPSの治療成績を比較検討した.コントロールとして易治性腹水例(165例)を使用した.【結果...

第100回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症1