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検索結果は4件です。

LPS前投与urocortin 1脳槽内投与ラットにおける胃排出能および小腸通過時間の比較検討
山脇 博士(日本医科大学消化器内科学)
(背景・目的)我々は以前からFD患者の一部,特にPDS患者において胃排出能が障害されていることを報告してきた(Shindo T, et al Digestion).こうした消化管運動能は,脳内peptideや粘膜局所のmicro-inflmmationなど,様々な因子によっても影響を受けている.そこで今回我々は,LPS投与したラットに対してurocortin1を脳槽内投与した上で,胃排出能と小腸通...

第99回日本消化器病学会総会FD

糖尿病患者における腹部症状がQOLに及ぼす影響
杵川 文彦(さぬき市民病院内科)
【目的】糖尿病(DM)患者では腹部の訴えが多く,それがQOLの低下とも関連している可能性がある.今回はDM患者の腹部症状とQOLの関係について検討するとともに,胃機能との関連についても検討を加えたので報告する.【方法】対象はDM教育入院患者51例.GSRSとSF-8を用いて腹部症状と健康関連QOLを定量的に評価した.ニプロ社製EGを用いて胃電図を記録し,normogastria(2.4-3.6cp...

第99回日本消化器病学会総会FD

プライマリ・ケアにおける上腹部症状患者の治療実態
塩田 星児(大分大学医学部総合診療部)
【目的】ピロリ菌感染率の低下に伴い,GERDをはじめとする酸関連疾患が増加している.本研究ではプライマリ・ケアにおける上腹部症状患者の治療実態を検討した.
【方法】2009年から2011年に上腹部症状で大分大学総合診療部を受診し,上部消化管内視鏡検査を施行されたものを対象とした.それらの患者に対し,年齢,性別,BMI,喫煙,飲酒,NSAIDs内服,胃薬内服状況を検討した.上腹部症状は上腹部症...

第99回日本消化器病学会総会FD

生活習慣病に対する消化管手術の有効性,減量手術の体重減少効果および糖尿病改善効果
内藤 剛(東北大学病院胃腸外科)
病的肥満症や糖尿病に対する手術は我が国ではまだ少ないが,我が国における肥満症患者は食生活の欧米化に伴い急激に増加している.中でもBMI35以上の高度肥満症は糖尿病などの代謝疾患を合併していることが多く生命予後を短縮させる.一方近年減量手術の糖尿病改善効果が注目されている.今回当科における減量手術施行例の減量効果および糖尿病改善効果を報告する.当科では平成22年10月より減量手術を開始した.手術適応...

第99回日本消化器病学会総会FD