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検索結果は5件です。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を市中から効率的に拾い上げのための日常検査項目を用いた予測式の確立
櫻井 瑛一(産総研サービスRC)
【目的】非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は,健康診断や一般診療でも潜在していることが想定されるため,肝硬変になってようやく専門医へ紹介される症例も後を絶たない.そのため市中から効率的な疾患の拾い上げが不可欠であり,疾患の認知の向上とともに一般診療で測定されている項目を用いた有用な特異マーカーや診断システムが急務である.そこで,今回,肝生検によって診断されたNAFLDデータベースから一般の健...

第100回日本消化器病学会総会NASHスクリーニング

人間ドック受診者における血清ALT異常とメタボリック症候群との関連
今村 也寸志(鹿児島県厚生連病院内科)
【目的】ALT異常とメタボリック症候群の関連について,脂肪肝の有無別に検討した.【方法】HBs抗原(-)かつHCV抗体(-)の人間ドック受診者10946名を対象とした.ALT異常はALT>30(IU/L)とし,脂肪肝は腹部超音波で診断した(US-FL).【成績】男性の38.1%,女性の22.6%にUS-FLを,男性の27.5%,女性の8.6%にALT異常を認めた.ALT異常群のうち男性の32.5%...

第100回日本消化器病学会総会NASHスクリーニング

住民対象コホート研究におけるメタボリックシンドローム関連肝機能異常率の推移と悪化要因の検討
西瀬 雄子(山形大学医学部内科学第二講座)
【目的】一般住民を対象とした生活習慣病予防を基盤とした前向きコホート研究において,肝機能異常率の推移を把握し,悪化に関連する要因を明らかにすることを目的とした.【方法】2007年よりスタートした40歳以上住民対象の前向きコホート研究について5年後の追跡調査を行った.対象はHBsAg陰性かつHCVAb陰性,非飲酒者あるいはアルコール換算20g/日以下の飲酒者とした.分析対象となったのは823名(男性...

第100回日本消化器病学会総会NASHスクリーニング

NASHスクリーニングにおける123I-BMIPP脂肪酸シンチグラフィの有用性
野崎 雄一(国立国際医療研究センター消化器内科)
【目的】本邦で1000万人以上が罹患しているとされる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者の約1~2割が進行性の非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)であると推測されており,NASH症例の効果的な拾い上げが急務とされる.NASH診断における非侵襲的検査として,123I-BMIPP(beta methyl-iodophenyl-pentadecanoic acid)を用いた脂肪酸代謝シンチグラフ...

第100回日本消化器病学会総会NASHスクリーニング

病勢進行型NASHの予測に有用な因子の検討
川村 祐介(虎の門病院肝臓センター)
【目的】NAFLD症例の経過からアポトーシスマーカーを含めた病勢進行予測に有用な因子の検討を施行.【対象・方法】1980年1月から2013年4月までの間に,当院肝臓センターにて肝生検を施行しNASH/NAFLDと診断された180症例中,フォローアップの肝生検を施行された25症例,そのうち生検前後で線維化が改善した3例を除いた22症例を対象に病勢進行予測因子の検討を施行....

第100回日本消化器病学会総会NASHスクリーニング