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検索結果は5件です。

潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブの治療効果と炎症性サイトカインの検討
佐藤 尚子(岩手医科大学消化器内科消化管分野)
【背景】インフリキシマブ(IFX)は潰瘍性大腸炎の緩解導入および維持療法に有用であるが炎症性サイトカインの動態との関連については不明な点も多い.【目的】潰瘍性大腸炎におけるIFX投与前後のサイトカインの動態およびパーシャルMayoスコアについて検討した.【対象】潰瘍性大腸炎患者10例(男性5例,女性5例)を対象とした.病型は,全大腸炎型5例,左側大腸炎型5例,平均年齢36歳(23-52歳),平均罹...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)2

5-ASA製剤不耐症合併潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブによる寛解維持療法の検討
菊地 秀昌(東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科)
【目的】5-ASA製剤は潰瘍性大腸炎(UC)における寛解導入療法および寛解維持療法のキードラックである.その安全性と有効性は証明されているが,少数ながら5-ASA不耐症例も存在し,不耐によりUC長期寛解維持が困難となり手術療法に至るとされている.今回,我々は5-ASA不耐UC症例におけるインフリキシマブ(IFX)の維持療法につき検討した【方法】当院にて2013年9月までに登録された5-ASA不耐U...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)2

当院におけるinfliximabを導入した潰瘍性大腸炎の治療経過の検討
川上 智寛(順天堂大学医学部附属浦安病院消化器内科)
【背景】炎症性腸疾患(IBD)の治療は免疫調整剤や生物学的製剤の使用が保険適応となり,内科的治療の選択肢が広がった.【目的】Infliximab(IFX)が潰瘍性大腸炎治療の保険適応となって以来,当院では,重症もしくは難治の症例18例に使用し,そのうち52週以降の内視鏡検査で粘膜所見の確認ができた15例(男性7例,女性8例,平均年齢37.4歳)につき,IFXの効果を検討した.【結果】15例のうち,...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)2

Infliximabの潰瘍性大腸炎に対する治療効果とその適応
松井 啓(虎の門病院消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎に対するInfliximab(以下IFX)の寛解導入率と寛解維持率を検討する.【方法】対象は当科でIFXを導入し,現在まで経過観察している潰瘍性大腸炎の患者12例.Mayo scoreとCRPを用いて14週までの寛解導入率と導入後30週までの寛解維持率を検討する.【結果】男性8例,女性4例.導入時平均年齢は51±13歳(26~69歳).導入時の平均罹病期間は7.92±7.89年...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)2

当院におけるクローン病に対するAdalimumabの治療成績
松下 勝則(東北大学消化器病態学)
【背景・目的】Adalimumab(ADA)の登場により,クローン病(CD)難治例に対する寛解導入およ維持療法の治療成績向上が期待されているが,本邦における報告は決して多くない.現時点ではInfliximab(IFX)が効果不十分の場合に使用されていることが多く,海外の治療成績と比較して劣る可能性がある.そこで,CDに対するADAの治療効果(改善率・寛解率,ステロイド減量効果)を検討することを目的...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)2