セッション

検索結果は6件です。

トップリーダーに聞く女性医師支援 日本内科学会理事長として
小池 和彦(東京大学消化器内科学)
平成22年12月に閣議決定された「第三次男女共同参画基本計画」において,基本的な方針として「実効性のあるアクション・プランとするため,できる限り具体的な数値目標やスケジュールを明確に設定する」ことが打ち出され,「社会のあらゆる分野において,2020年までに,指導的地位に女性が占める割合が,少なくとも30%程度になるよう期待する」という目標が掲げられた.
日本内科学会の現状は,女性理事0名,各...

第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援

女性医師支援のソリッドなシステム構築と文化の醸成―女性医師支援委員(肝臓)代表として―
竹井 謙之(三重大学消化器内科学)
長年教室の内外で女性医師と一緒に仕事をする機会を得ましたが,真摯な向上心,患者さんとのコミュニケーション能力など,医師としての資質・能力の高さに感銘を受けることが多くありました.様々なライフステージで女性医師のキャリア形成支援を行い,男性・女性医師の共同参画を推進することは消化器・肝臓病学の発展,社会への貢献にとってきわめて意義のあることです.しかし家事負担は女性に偏り,さらに出産,子育て時期に一...

第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援

岩手県における女性医師支援
滝川 康裕(岩手医科大学消化器内科肝臓分野)
過去20年間に医師数は1.5倍に増えたにも関わらず,地方の医師不足は依然解消されていない.人口あたりの医師数は東北六県はいずれも全国平均を下回っており,その較差は近年むしろ拡大してきている.また,土地面積あたりの医師数は岩手県は全国2番目に少なく,東京都の1/100である.岩手県は広い県土に9つの二次医療圏を持ち,これを21の県立病院などの公的医療機関を中心に運営している.このような状況下で,東日...

第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援

女性外科医の獲得と支援に向けた提言
具 英成(神戸大学肝胆膵外科)
医学,医療の課題として「医師偏在」が指摘されて久しい.偏在は地域だけでなく診療科の間にもあり,とくに外科医の不足は顕著である.厚労省の報告によると1994年に比べ最新2008年では勤務医減少率は外科が最も高く11%となっている.国試合格者でみると女性医師は過去10年間で32%以上で社会進出は定着している.実効性のある対策の一つとしては女性のリクルートが有力となる.外科学会の新規会員は2007年に初...

第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援

当科における女性医師支援の現状と将来
荒川 哲男(大阪市立大学消化器内科学)
 当消化器内科では,女性医師が多く活躍している.当科では,とくに女性医師支援のためのルールや体制づくりを意識してやってきたわけではない.必然として歴史の中で培われ,生まれてきたものである.そのようなルールや体制が必然の中で生まれてきた背景として,もっとも重要であったと気づくことは,医局のスタッフ間のおもいやりと,同じ目的を持って戦う同志であるという高い意識が,女性医師支援のみならず,すべてのことに...

第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援

統括発言
白鳥 敬子(東京女子医科大学消化器内科)
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第100回日本消化器病学会総会トップリーダーに聞く女性医師支援