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次世代を担う消化器医師への意識調査から
名越 澄子(埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科)
女性消化器医師支援委員会は,2012年1月に評議員所属施設の30歳代消化器医師にアンケート調査用紙を配布,437件(男性321名,女性114名,不明2名)を回収した.既婚者は男性75%,女性37%で,子供ありは男性56%,女性25%であった.
95%が「消化器を専門にしてよかった」と回答した.男女とも約90%が消化器専門医(A)を既に取得,あるいは取得を希望しているのに対し,医学博士(B)に...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

卒前・卒後教育の立場から
田川 まさみ(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科医歯学教育開発センター)
 2011年に医学部教育の指針となる医学教育モデルコアカリキュラムが改訂され,医師として求められる基本的な資質に「男女を問わずキャリアを継続させて,生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲と態度を有する」と明記された.女性医師がこれまで十分に社会貢献できなかったことへの批判と今後への期待である.専門職業人の育成には,その集団の一員として,知識や技術のみならず専門職としての考え方,生き方をロールモデルから学...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

日本消化器病学会支部からの女性医師支援
滝川 一(帝京大学医学部内科)
平成24年6月27日開催の第49回支部長会議で「女性医師の現状について」が議題となり,支部毎の女性の支部評議員の人数が提示され,各支部でもっと増員するように要望が出された.平成24年11月5日開催の第50回支部長会議でも,支部毎の女性会員の内訳がデータとして提出された.平成24年11月7日時点での会員数32,723名のうち女性会員は3,984名(12.2%)であるのに対し,支部評議員の会員に対する...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

女性医師キャリア継続のための環境整備実態調査から
塩谷 昭子(川崎医科大学消化管内科)
女性医師がキャリア継続するためには,医師としてキャリアを積み,社会に貢献しようという気持ちを持ち続けることが最も重要であるが,一方で女性医師が働きやすい環境を整備することも必要である.今回,女性消化器医師支援委員会で女性医師が働きやすい環境整備の状況について本会の評議員を対象にアンケート調査を行ったので結果を報告する.育児支援,労働環境,復職支援について主に選択型回答形式の24項目で,アンケートを...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

女性消化器内科医への活躍支援「内科指導者として」
泉 並木(日本赤十字社東京支部武蔵野赤十字病院)
当院では女性消化器内科医師が,医局内で役割があるように,得意な技術を習得することをすすめている.特技があると医局内での居場所が確保しやすく,本人の意欲向上につながる.また,本人の状況次第でさらに診療手技や臨床経験の発展につながることも多いと考えている.また,当院では医師の再生プログラムを行っている.育児期間中やその後に臨床に復帰する場合に,フルタイムでは勤務困難な医師に対して,週1~3日の時短勤務...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

女性消化器内科医への活躍支援 若手女性内科医として―武蔵野赤十字病院での1年を振り返って
鈴木 祥子(武蔵野赤十字病院消化器科)
医師9年目を迎えて初めて病院の移動を経験してから1年が経とうとしています.初期研修3年を聖路加国際病院で行った後,消化器科を選択,同病院で5年間消化器専門研修医,フェローとして学びました.出だしの5年間はほぼ内視鏡漬けの日々でした.2日に1度の緊急オンコール当番をなんとか耐え,基本的な手技のみならずESDやERCPのような専門的な治療を学ぶことができました.フェロー終了と同時に肝臓の勉強さらには臨...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

女性消化器外科医への活躍支援 これからの消化器外科―女性消化器外科医のパワー―
江口 晋(長崎大学大学院移植・消化器外科)
女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援について,外科指導者の立場より私見を述べる.当科にはH4年卒の小生の同級生を皮切りに,現在まで女性外科医(Female Surgeon:FS)20人が入局し,各々の立場で活躍している.第一線の外科医として活躍するFSもいれば,研究領域で国際的に活躍するFS,パートで外科外来を担当し3人の子育てに奮闘しているFSもいる.
外科志望の女性医師は肝が据わってい...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

女性消化器外科医への活躍支援 女性外科医の希望と展望―まだまだ未熟な医師経験の中で―
崎村 千香(長崎大学大学院移植・消化器外科)
 私は医師として9年目,外科医として7年目というまだまだ若輩者である.その短い経験の間,人生の大仕事といわれる結婚と出産(一子)を経験し,まだまだ子育てに奮闘しながら,外科勉強中の立場である.その立場から,現状や今後の希望,展望を私なりに皆様にお伝えしたいと思う.
 妊娠中は,お腹のふくらみと言った目に見える変化に職場のみならず,社会全体が応援してくれる雰囲気があり,あまりつらく感じたことは...

第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援

まとめ発言
白鳥 敬子(東京女子医科大学)
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第99回日本消化器病学会総会女性消化器医師のキャリア開発と活躍支援