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検索結果は2件です。

胃癌診療 国内外のUp to date(外科:胃癌に対する今日の機能温存術)
比企 直樹(がん研有明病院・消化器外科)
 上部消化器内視鏡診断の進歩によって,早期胃癌の割合は明らかに増加している.早期胃癌に対する機能温存胃切除はそのリンパ節転移頻度の少なさから腹腔鏡下手術などの低侵襲性手術との組み合わせで普及してきており,よりよい長期成績が報告されている.
 リンパ節郭清を伴うLaparoscopy-assisted Pylorus-preserving gastrectomy (LAPPG)も機能温存胃切...

第55回日本消化器病学会大会消化器外科学会特別企画 「胃癌診療 国内外のUp to date」

胃癌診療 国内外のUp to date(内科)
室 圭(愛知県がんセンター中央病院・薬物療法部)
 【殺細胞薬剤の現況と展開】胃癌における一次化学療法は,国際的にはフッ化ピリミジン系抗癌剤+プラチナ系薬剤の併用療法が広く受け入れられ,欧米では3剤併用療法も標準的治療として認知されている.わが国ではSPIRITS試験の結果を受けて,S-1+CDDP療法が標準的治療として認識されるようになり,最も推奨されるレジメンとして胃癌治療ガイドラインにも明記されている.その他,胃癌で有効な抗癌剤はタキサン系...

第55回日本消化器病学会大会消化器外科学会特別企画 「胃癌診療 国内外のUp to date」