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W9-1 栄養素の消化吸収と恒常性維持とに関わる脳の役割―グルタミン酸シグナリングを中心にして―
鳥居邦夫(味の素株式会社イノベーション研究所)
空腹感は脳の視床下部にある栄養素に対して感受性を有するニューロンが血中(脳内)のグルコースの低下と遊離脂肪酸の上昇により生じる.食事はエネルギー代謝に関わる栄養素(炭水化物脂質)を摂取して体温や活動性を維持することにより蛋白質や電解質を得ることにつながる.摂食行動を調節する血中のグルコースや遊離脂肪酸は一定の範囲での日内変動を生じ高値でも不快感は生じず過食を生じやすい.一方血中の20種のアミノ酸や...

第98回日本消化器病学会総会小腸生理機能の基礎医学的解明 基調講演