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- 水俣学事始め
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原田正純(くまもと青明病院)
水俣病の発見は1956年5月1日である.ある種の中毒であることが分かったがその原因物質は不明であった.原因は魚貝類だと分かったが「原因物質不明」ということで何の措置もとられなかった.そのために被害は不知火海一帯に拡大し有史以来の広範囲な環境汚染事件となった.さらにメチル水銀は胎盤を通過して胎児に重篤な傷害を与えることも明らかになった.史上初の胎児性水俣病のヒントは母親の一言にあった.私たちは「同一...
第98回日本消化器病学会総会 >
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