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わが国の大腸がん検診の成り立ちとその目指すもの
斎藤 博(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター)
 大腸がんは世界の先進国においてその対策が大きな課題とされ,1970年代から化学法便潜血検査による大腸がん検診のランダム化比較試験が行われてきた.その有効性が確立し,現在では化学法便潜血検査に代わり,日本で行われてきた免疫法便潜血検査を用いた大腸がん検診プログラムが各国で導入されつつある.
 この免疫法便潜血検査による大腸がん検診はわが国発で世界的に広まったことに加え,十分とはいえないまでも...

第55回日本消化器病学会大会わが国の大腸がん検診の成り立ちとその目指すもの