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消化管と脳の連関から考える摂食調節機構の新たな理解
中里 雅光(宮崎大・神経呼吸内分泌代謝学)
グレリンは、ラットとヒトの胃から発見された強力な成長ホルモン(GH)分泌促進活性をもつペプチドである(Nature 1999)。28個のアミノ酸からなり、3番目のセリンの側鎖が炭素数8個の脂肪酸であるオクタン酸の付化修飾を受けて活性が発現するという極めてユニークな構造をしている。グレリンはさらに、摂食亢進(Nature 2001)、エネルギー代謝、抗炎症、交感神経抑制、心血管保護など多彩な生体調節...

第53回日本消化器病学会大会消化管と脳の連関から考える摂食調節機構の新たな理解