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検索結果は2件です。

胃ESD後の胃潰瘍治療―新たなるエビデンス構築を目指して―
宮原 良二(名古屋大附属病院・光学医療診療部)
近年、日本胃癌学会ガイドラインでは早期胃癌に対する内視鏡治療として内視鏡的粘膜下層剥離術(endoscopic submucosal dissection:ESD)を用いることが推奨され、従来の内視鏡治療比べて、より大きな病変に対する低侵襲な治療が可能となってきた。しかしながら、ESDの普及ともに、ESD後に起こる消化管出血をはじめとした合併症のリスクやESD施行後に生じる浅く大きい胃潰瘍の治療の...

第53回日本消化器病学会大会胃ESDにおける新展開

消化管ESDの現状と展望-さらなる高みをめざして-
八木 信明(京都府立医大・消化器先進医療開発)
大学病院でESDという新しく強力な武器を用いて消化管癌の内視鏡治療にあたるとき、1.治療技術の確立2.切除前後の正確な診断3.インフォームドコンセントとリスク管理4.革新的技術の開発と臨床応用の4項目が必要不可欠と考えている。1.治療技術の確立には困難症例や偶発症に対する高度な技術や新規デバイスの採用、教育システムの構築などが重要である。今回、トレーニングシステムとして新規動物モデルを用いたミニハ...

第53回日本消化器病学会大会胃ESDにおける新展開