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当院における食道癌診療の変遷
林 暁洋(鳥取大学 機能病態内科学)
【目的】食道癌内視鏡診療は、ヨード染色とEMRの開発、そして近年における拡大・画像強調内視鏡の登場、ESDの確立により大きく進歩している。また、外科治療、化学放射線療法の成績も向上している。今回、我々は当院における食道癌診療の変遷と現況について、治療状況、患者背景を踏まえ検討した。【対象および背景】当院消化器内科・外科にて2004年1月から2011年12月までに食道癌治療を行った304症例(男27...

第098回中国支部例会

当科の早期胃癌に対する内視鏡的治療の変遷
五嶋 敦史(山口大学大学院 医学系研究科 消化器病態内科学)
目的:早期胃癌に対するStrip biopsy法(以下SB法)は簡便・短時間で施行可能であるが、切除可能な腫瘍径に制限があり、分割切除による局所再発等の問題点を有していた。一方、内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD)は、大きな病巣や瘢痕を伴う病巣の一括切除を可能にした優れた方法であり、早期胃癌に対する標準的治療法として普及してきている。当科において、SB法単独で治療した時期、ESDへの移行期、ESD...

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