セッション |
検索結果は2件です。
- 白金製剤を用いた経カテーテル治療-臨床医が知っておくべき薬物動態-
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大久保 裕直(順天堂大練馬病院・消化器内科)
2004年のアイエーコール発売に引き続き,2010年のミリプラチン発売により,肝動脈化学塞栓療法時に使用する抗癌剤は白金系薬剤が主流となってきている.しかし,白金系薬剤といっても,アイエーコールとミリプラチンとでは,リピオドールとの懸濁性,その徐放性,血中のプラチナ濃度は両者で大きく異なる.これら基礎的検討を含めて概説する.また,アイエーコールは粉末シスプラチンであることから,副作用としての腎障害...
第55回日本消化器病学会大会 >
Intermediate Stage HCCの治療戦略
- 肝細胞癌に対する経血管的治療戦略―治療効果向上のためのポイント―
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宮山 士朗(福井県済生会病院・放射線科)
Intermediate stage Bの肝細胞癌に対する治療では,肝動脈化学塞栓療法(TACE)と肝動注化学療法(HAIC)が重要な役割を担っている.一般的に限局した高度脈管侵襲のない腫瘍に対してはTACE,両葉多発例や高度脈管侵襲例ではHAICが選択される.しかし,実際のTACE手技自体には施設間でかなりの差があり,また対象となる腫瘍の状態もさまざまである.TACEは有効な治療であるが同時に肝...
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Intermediate Stage HCCの治療戦略
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